対外経済貿易大学の留学体験記 BSA II 留学で見つけた日中友好の未来

中林 郁貴さん 中林 郁貴さん 立命館大学経営学部 経営学科 2014年4月入学 大阪府立池田高校出身 留学中の光景1 留学中の光景2 留学中の光景3 留学中の光景4

「なぜ、中国に留学するの?」
 家族や友達、たくさんの人から聞かれたこの言葉。今、私の留学体験記を見てくださっているあなたも同じ疑問をお持ちだと思います。
 その答えは「本当の中国を知るため」そして「中国人に本当の日本を知って欲しいから」この2点に尽きます。私が中国に関心を持ち始めたのは高校3年生のときにテレビ越しで見た反日デモの映像が原点です。略奪にあう日系スーパー、タクシーを乗車拒否される日本人。さまざまな報道がなされました。そんな中国をこの目で見て本当にこのようなことが起きているのか確かめたいという気持ちが芽生えました。

 そして、大学2回生の時に中国・北京大学へ語学研修をするチャンスを得ました。この目で見た中国は私に今まで誤解していたと教えてくれました。優しく接してくれる子連れのお母さん、日本車へ誇らしげに乗っているタクシー運転手。すべてが良い出会いになりました。次は反日感情持っている中国人にもっと日本を知ってもらえるような活動をしたいと考えるようになりました。

 帰国後、すぐに次の留学の準備に取り掛かりました。その留学は経営学部が提供している「BSAプログラム」です。数ある留学プログラムの中でこのプログラムに決めた理由、1.単位変換がなされる(休学や留年をする必要がない)こと、2.教員や職員のサポートが手厚いこと、3.奨学金が手厚く、安価に行けること、この3点が主な理由となりました。

 留学中には河南省の山間部にある小学校で日本の良さを伝えるボランティア活動に参加しました。活動では小学生約70名と、こま遊び、折り紙、紙芝居や大縄跳びなどをしました。参加後のアンケートには「参加する前は日本のことが嫌いだったけれど、今は日本のことが好きになりました」「いつか日本に行ってみたい」など前向きな感想が多数寄せられていました。

 留学で学び得たことはそういった他者を理解する心だけではありません。語学面においても大きく成長することができました。留学前はHSK(英語で言うTOEIC)5級を受験したものの合格ラインを大きく下回った点数での不合格でした。留学先では毎日のように図書館へ通い積め徹底的にHSKの対策を練り、帰国直前に受験した試験では合格ラインを大きく上回る点数で合格することができました。特に成長をしたと感じる分野は听力(リスニング)です。100点中38点から71点と、30点ほどスコアを伸ばすことができました。

 留学は能力だけではなく、人間としても大きく成長できる力を秘めています。生かすも殺すも自分次第。みなさんが世界で大きく羽ばたく姿を見られることを心待ちにしています。

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〜留学生活が見えてくる〜中林さんが過ごしたある1週間
 午前午後
Mon総合/聴力自習-
Tue総合/読解自習買い物
Wed総合/聴力自習-
Thu総合/読解自習買い物
Fri読解/総合自習-
週末観光など

プロフィール

高校3年生の時に見た尖閣諸島国有地化に対する中国での反日デモに衝撃を受ける。その際にこの目で本当の中国を見たいと思い、留学を決意。大学2回生時に経営学部事務室に掲示されていたポスターをたまたま見かけ、北京大学での語学・文化研修に参加する。その際に出会った中国、中国人に感銘を受け、さらに中国のことを知りたいと思いBSAUのプログラムに参加。帰国後は中国のレンタサイクル事業についての卒業論文を執筆中。

私の留学日程表

2014年4月 立命館大学・経営学部経営学科へ入学→2015年8月 立命館孔子学院の中国語学・文化研修に参加→2015年10月 BSAUプログラムへの 参加準備を始める→2015年11月 対外経済貿易大学へ留学の面接選考→2016年5月 ビザ取得等の各種準備→2016年8月 中国・対外経済貿大学へ出発→2016年12月 日本へ帰国