レディング大学の留学体験記 BSA IV どの瞬間も学びのチャンス

吉野  由樹さん 吉野 由樹さん 立命館大学経営学部 国際経営学科・英語コース 2007年4月入学 昭和学院秀英高校出身 留学中の光景1 留学中の光景2

自分を試したい

高校在学中に語学の短期留学を経験し、異文化コミュニケーションの面白さに魅了されたのがきっかけで、それから英語の学習に力を入れて行っていました。大学に入ってこの留学プログラムに参加したのは、英語の語学的知識は単に手段であるしかないと考えたため、英語力習得目的の留学プログラムではなく専門科目を学べるコースに参加したかったからです。将来は日本企業の海外支部で仕事をしたいという希望があり、自分が持っている知識を外国でどのように活用できるのか、またその運用能力を磨きたいと思いました。

授業中で学ぶ知識だけにはとどまらない

レディング大学留学中は必修のInternational English, Academic Skillsに加えてManagement and Statistics,Sociologyを自己専攻しました。Managementの授業では異なる国籍を持つメンバーで構成されたグループを自分たちで作り、ビジネスプランをたててマーケティングやファイナンスといった側面から独自の戦略を考案し、それをOxford Universityからの客員講師たちの前で発表するというチームワークが課されました。多様なバックグラウンドを持つグループメンバーたちと、一からアイディアを練ることは大変困難なことでした。論理の組みたて方の違い、ひとつの言葉に対する受け取り方の違い、仕事の進め方の違いなど、お互いのギャップを埋める作業はプラン作成作業そのものよりも大きな課題であったので人間的に大きく成長させてもらうきっかけになりました。Sociologyでは毎週担当教員が「Gender」「Religion」「Society」等々の各トピックに関する講義を行い、その後各国の生徒がそのトピックにあった自分の自国での体験談とそれに対する意見をディスカッションするという授業形式をとっていました。クラスにはアジア、中東、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパからの生徒がいました。そのため世界各地の社会構成や人の考え方を、本からではなく実体験に基づく話をもとにディスカッションができました。自分自身、普段当たり前だととらえていた事象や行動が日本文化に深く影響されていることを確認するとともに、将来世界に出てビジネスをする際、そうした事象をどのように異文化の人間と共有してシナジー創出を望むことができるのかという考察をするようになりました。学校生活においては、どの先生方も親切・丁寧でした。とくに個人担当になった先生は少しの変化でも気づいてくださり、声をかけてくださったので、海外で生活している不安はほとんど感じることがありませんでした。しかし一歩学校の外を出ると環境は違うため、普段の生活面でも成長するきっかけがたくさんありました。現地の人たちは日本人のように几帳面・仕事熱心ではないためにこちら側が積極的でいないと話が進まないことが多々ありました。自分の意見を通すために何度も電話やメール送信、デスクに赴いて交渉をする度胸と能力を得ることができたと思います。
今回の留学は私の人生にとってひとつのステップであると思っています。かけがえのないたくさんの体験は私の人生にかなり大きな影響を与えてくれました。しかしこれで満足してしまうのではなく、これからの人生プランの一段階として自分の可能性拡大を追求していくモチベーション源にしていきたいと思います。

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プロフィール

私立昭和学院秀英高校出身。 幼少期から英語コミュニケーションに興味をもち学習に取り組んだ。高校時代にイギリスで語学短期留学を経験。大学では語学学習ではなく興味のある分野の学習を留学先で行いたいと思ったため、国際経営学科に入学。2回生後期からイギリスのレディング大学に留学する。3回生からは国際マーケティングや異文化マネジメント等の科目を中心に英語開講されている専門科目を積極的に履修し、さらなる知識の構築をめざしている。

私の留学日程表

2007年4月 立命館大学入学→2007年12月〜 全学留学プログラムへの参加準備を始める→2008年5月 参加予定していたプログラムが急遽中止になり、プロジェクト研究担当教授に相談したところ、BSA4のレディング大学プログラムを勧められる→2008年4月〜7月 プロジェクト研究において留学生とチームを組む「ミネラルウォーター業界の国際比較」について英語で論文を作成→2008年9月 イギリス・レディング大学に出発→2009年4月 日本へ帰国

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