Cross Culture Holdings社 の海外実習体験記 BSA III なんでぼくらのワールドカップなのか?

福田  卓哉さん 福田 卓哉さん 立命館大学経営学部 国際経営学科・ 英語(初修フランス語)コース 2008年4月入学 太成学院大学高校出身 留学中の光景1 留学中の光景2

プロ研

2010年10月10日に叶えた夢。
「国籍を超えて日本人と外国人が交流してほしい。」という思いと夢がつまった「ぼくらのワールドカップ」。 今では、ぼくに欠かせないプロジェクト研究(プロ研)は、ぼくにとって留学に行く必須条件でしかなかった。
プロ研では、自分たちで国際的なプロジェクトを立ち上げ、実行することで社会的なバリューを生みだすことが求められる。
ぼくたちはプロジェクト実現のために、自分たちで協力交渉・営業・広報・資金管理などを、実際に行うプロデューサーである。
自分たちの「夢」を実現する場がここにある。
留学の始まりは、考えもしなかった数々の困難との戦いの始まりでもあった。

松任谷先生

留学を決めた最大の理由。
それは、海外でビジネスをしている松任谷先生の下で働きたかったから。
松任谷先生のロンドンから始まるビジネスを自分の体で体験したい。

「なんで?」
プロ研でよくある松任谷先生の一突き。
松任谷先生の「なんで?」で、プロジェクトが5つ潰れた。
「マンガで日本を紹介」「外国人観光客に京都ツアー」
「海外で日本をPRするエキスポ開催」
「日本PRのWEBサイト」「I LOVE JAPAN」
留学までに松任谷先生の「なんで?」という壁を超えられるプロジェクトはなかった。

なぜ「なんで?」を追求するのか?
世の中、考えもしなかったことが起こるじゃないか。
「なんで?の答えなんかなんじゃないか。」
「なんで?」から逃げて、自分たちの手で5回プロジェクトを潰した。
心の片隅で「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。」
プロ研で松任谷先生は、「なんで?」を繰り返した。

ペドロとの出会いとFootball In London

ロンドンに到着し、CrossCultureで会計報告書の作成に慣れてきたころ、語学学校でブラジル人のペドロに出会った。
お互いスポーツ好きで、寿司が好きなペドロとはすぐに打ち解けた。お互いの夢を語った。
「夢を叶えたい。」
週末にはCrossCultureの裏でテニスをした。
松任谷先生が肉離れするアクシデントもあった(笑
松任谷先生は意外におちゃめだった。
ロンドンで出会った人たちと大いに笑い語った。

ある日ペドロは、語学学校のメンバーと一緒にFootballをしようと誘ってくれた。
なんとロンドンなのに、そこではスペイン語が標準語だった。
ぼくの人生で初めて外国人に英語が通じなかった。
友だちになれないんじゃないかという不安がよぎったものの、すぐに「ナカムラ」というあだ名がついた。
英語が話せるかどうかなんて関係ない。
Footballこそが言葉だった。

追い込まれた…

2009年9月10日。留学最終日。
「福田くん。今日プロジェクトできなかったら、チーム解散だから。」
松任谷先生の顔は、笑ってなかった。
お昼も食べずに日本のメンバーと会議。
あれこれ試行錯誤したけど、ついに、就業時間まであと1時間。
でも逃げなかった。
答えが見つかると信じて。
夢を見つけたい一心で。

「ロンドンでFootballしていること」
「滋賀県でブラジル人とペルー人が増えていること」
「日本人に日本の魅力を知ってもらいたい」

ぼくの経験、社会問題、自分たちの思い。
「サッカーでブラジル人とペルー人と日本人が交流するイベント」がいいじゃない?

全て1つに繋がった。
松任谷先生の「なんで?」への答え。
その答えは、「ぼくらのワールドカップ」と名付けられた。
「ぼくらのワールドカップ」という答えは、それを実現するための、ぼくの「なんで?」の始まりでもあった。

ぼくは留学で「なんで?」の答えがあると信じ続け、ぼくらのワールドカップという夢を見つけた。

ぼくらのワールドカップ実行委員長として+Rな人でも紹介されました。
http://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/r_na_hito/entry/?param=60/
※「+Rな人」は、立命館大学ホームページで、現役で立命館に関わっている人はもちろん卒業生も含め「立命館らしく」がんばっている人たちを紹介するコーナーです。

~留学生活が見えてくる~福田さんが過ごしたある1週間
 午前午後
Monインターンシップ語学学校スーパーへ買い物
Tueインターンシップ語学学校語学学校の友人とFootball
Wedインターンシップ語学学校街を探索
Thuインターンシップ語学学校スーパーへ買い物
Fri市内観光、パブで食事美術館ホストファミリーとディナー
週末Tea Timeペドロと先生たちとテニス先生宅でホームパーティー

プロフィール

高校時代にオーストラリアへ1年間留学。他の人とはできるだけ違うことをしたい。大学では座学だけではなく、自らの考えを表現し、実践したいと思い国際経営学科に入学。2回生の夏休みにCross CultureHoldings社で海外インターンシップを経験。インターンシップ中に、国籍を超えたこどもたちのつながりをデザインしたプロジェクト「ぼくらのワールドカップ」を立ち上げ、メンバーと共にさまざまな壁を乗り越え、2010年10月にプロジェクトを開催する。

私の留学日程表

2008年4月 立命館大学入学→2008年12月〜2009年3月 小島愛准教授の指導のもと、個人論文「21世紀のマーケティング・イノベーション」で父母教育後援会経営学部長教育賞を受賞。→2009年4月 小島准教授の勧めで、八重樫文准教授のプロジェクト研究を受講→2009年5月 プロジェクト研究の客員教授である松任谷先生のCross Culture Holdings社への海外インターンシップを決意→2009年8月 イギリスに出発→2009年9月 最終日に、「ぼくらのワールドカップ」を企画し、日本へ帰国→2010年10月 「ぼくらのワールドカップ」開催

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