大連外国語学院の留学体験記 BSA IV かけがえのない財産

安田  拓さん 安田 拓さん 立命館大学経営学部 経営学科・ 中国語コース 2010年4月入学 京都橘高校出身 留学中の光景1 留学中の光景2

想像を超えた留学の成果

僕が中国・大連への長期留学を決めた理由は、自分の将来に対する自己投資、そして、何か起業に関するヒントを見つけるためでした。振り返ると、漠然とした考えだけで中国への長期留学を決めてしまった僕でしたが、今回の留学はそんな僕の当初の想像を、遥かに超える程人生において様々な影響を与えてくれ、かけがえのない財産となりました。
まず、僕にとって一番の財産となったのは、間違いなく「人との出逢い」です。例えば、将来必ず成功してみせる、必ずチャイナドリームを掴み取るという、ギラギラした熱い眼差しを持った起業を志す同年代の仲間達や、様々な起業家の方々や社長の方々との出会いは、僕に本当に多くの刺激を与えてくれました。海外のコミュニティーというのは良い意味で狭く、すぐに様々な人と知り合うことができ、なにより、皆がどんな人でも家族のように暖かく接してくれるところは、まさに日本にはない魅力だと思います。また学校生活においては、中国に居ながら、様々な価値観やバックグラウンドを持った国の留学生達との交流を通して、僕自身人生観に大きな影響を受けました。日本から飛行機で約2時間ですが、そこには小さなグローバル社会が広がっていて、これもまた日本では経験できない素晴らしいものだと思います。

身を以て学んだ日本と外国の違い

次に、もちろんですが、中国について多くのことを実際に肌で感じ、深く考えさせられる事が多々ありました。最近は日中関係の悪化など様々なことが言われていますが、ただ一つ自信を持って言えることは、少なくとも僕の出会った中国人の方々に悪い人は一切いませんでした。日本でメディアを通して見る限られた情報だけだと、確かに中国に対して悪いイメージを持つかもしれませんが、本当の中国の姿は全く違うものです。そして、日本人はもっと隣国中国についてしっかりと理解し、歩み寄る必要があると思います。僕自身、この年齢でこのようなことを、身を持って学ぶことができたのは、とても価値のあることだったと感じています。
また、海外に出ると、日本が良い意味でも悪い意味でもいかに特殊な国なのかがわかります。さらに中国のような発展途上国で長く生活すると、より一層日本がいかに特殊なのかを感じます。これからの時代、僕たちが世界で生きていくうえで大切な要素の一つが、当たり前を当たり前と思わない事だと思います。もっと世界に目を向け、自分自身で情報を集め考え、理解し判断すること、そして、物事の本質を理解することが大切になってくると思います。そして、日本人である僕はもっと危機感をもっていかなければならないと感じています。世界では今この瞬間も同世代のライバル達が必死になって勉学に励んでいます。僕は人間的にも、能力的にも本当の意味で国際人になれるように努力しなければならないと、この留学を通して身をもって感じました。

留学で得た財産を未来へつなげる

今回の中国への長期留学を通して、上記の事に限らず、ここに書き切れない位本当に様々な事を学ぶことができました。しかし、良い面もありましたがもちろん悪い面も数多々ありました。自分の無力さや弱み、やらなければいけない事など、この留学は僕にとって多くの「気付き」を与えてくれました。この留学はあくまでも通過点でありゴールではありません。この留学を本当に価値のあるものにできるのか、それは今後の自分に懸かっていると思っています。この留学をより一層価値のあるものにするために、ここからが僕の人生にとってのターニングポイントだと思って、日々努力していきたいと思います。
現地で出会ったすべての人々、今回この留学をサポートして頂いた立命館大学の方々、そして長期留学を理解してくれた両親など、今回の留学に関わった全ての人に対して心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、このかけがえのない財産を胸に、今後も自分の目標に向かって成長していけるよう、勇往邁進していきたいと思います。

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※「大連外国語学院」は「大連外国語大学」に名称変更になりました。

〜留学生活が見えてくる〜安田さんが過ごしたある1週間
 午前午後
Mon授業(听力/精読)自習室で予習復習日中交流会に参加
Tue授業(口語/精読)授業(日中翻訳)中国人と相互学習
Wed授業(听力/閲読)自習室で予習復習社会人が集まる県人会に参加
Thu授業(口語/精読)授業(中国文化講座)中国人と相互学習
Fri授業(精読/閲読)自由・他の国の留学生との交流飲み会
週末掃除/買い物大連に滞在している日本人の社会人サッカーチームに参加社会人の方や起業家の方と食事

プロフィール

主体的に行動できる人間力あふれる人間になる為に、日本有数の起業家育成プログラムがある立命館大学経営学部に魅力を感じて立命館大学に入学。 具体的に将来何がしたいのかは明確に決まっていないが、自分に対する将来への投資として、そして起業に関するヒントを見つけるために、近年発展が著しい中国への長期留学を決める。 帰国後は次の英語圏への留学へ向けて準備はもちろん、中国で出会ったパートナーと共にビジネスを起こす計画を立てている。 今後は留学の経験を生かして、様々な分野で勉学に励みたいと考えている。

私の留学日程表

2010年4月 立命館大学入学→2010年7月〜 中国留学に向けて情報収集や相談等の準備に取り組み始める→2011年4月〜 中国に関する研究をする守ゼミ及びプロジェクト研究に参加し、中国に関する知識を深める→2011年9月〜 中国・大連への長期留学に出発→2012年7月 日本へ帰国

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