蘇州大学の留学体験記 BSA I 価値観が大きく変わった留学

谷岡 真美さん 谷岡 真美さん 立命館大学経営学部 経営学科 2013年4月入学 立命館守山高校出身 留学中の光景1 留学中の光景2 留学中の光景3

 私が、このBSAT中国への参加を決めたきっかけは、オーストラリアへの交換留学です。オーストラリアへの滞在中、様々な国の友達ができました。なかでも、中国からオーストラリアへ留学して来ていた友達とは、本当に仲がよくて、彼女のおかげで楽しい1年を過ごすことができました。日本に帰った私は、不安定な日中関係に関するニュースや、中国に対するネガティブなイメージが定着しているのにとてもショックを受けた一方、自分自身、彼女に会うまで中国に対してそのようなイメージを持っていたことに気づかされました。そこで、自らの目で中国の文化や価値観に触れたいと考え、このBSAT中国へ応募しました。

 私はこれまで、外国語は英語しか学習したことがなく、留学前には多くの不安がありました。しかし、蘇州大学の中国語の先生方はとても親切で、私たちが理解できるまで何度も丁寧に説明してくださいました。また、小さな疑問にも真剣に考えて答えてくれて、自ら中国語を話したくなるような参画型の授業を行ってくださいました。時には、宿題が多くて困ったり、先生の質問の意味が分からなくて悩んだりしましたが、他のメンバーの支えがあったおかげで、本当に楽しい授業になりました。

 中国経済に関する授業では、今までの自分が、いかに中国のことを知らなかったかを思い知らされました。例えば、「中国概況」の授業では、中国の地理と風俗、政府と政党、教育制度について学びました。この授業を受けるまで私は、中国は一党独裁の国家であり、共産党しか存在していないと思い込んでいました。しかし実際には、与党である共産党の他にも、8つの民主党派である野党が存在していて、各分野の知識人が政府の政策に対するアドバイスを行っていることを知り、とても驚きました。他にも、「外資政策と三資企業」の授業では、中国の外資系企業には3種類あることや、様々な規制があることを学びました。

 また、私たちは様々な分野の中国企業への企業訪問も行いました。なかでもとても印象に残っている企業は、上海にオフィスをもつ接力という雑誌社です。この企業は、富裕層向けの生活スタイルの提案や、経営者の方々を紹介している一方、富二代と呼ばれる中国の若者層のイメージを変え、共に成長し、人間関係を構築できるコミュニティを提携することを目的に、接力中国青年精英協会という団体も設立しました。私はこれまで、中国の人はお金持ちになったら、その子供たちが豪遊することが当たり前の文化として受け入れていると思い込んでいたため、このように彼らのイメージを改善したいと考えている人たちがいることは驚きであり、とても感動しました。

 このように、中国で過ごした1ヶ月は、私のこれまでもっていた価値観を大きく変えると同時に、中国がとても魅力的な国として映るようになりました。この時の気持ちを忘れず、これから先も積極的に新しい世界に挑戦し続けたいと思います。

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〜留学生活が見えてくる〜谷岡さんが過ごしたある1週間
 午前午後
Mon中国語(授業)中国経済(講義)-
Tue中国語(授業)文化体験/学生交流自習
Wed中国語(授業)中国経済(講義)-
Thu中国語(授業)文化体験/学生交流自習
Fri中国語(授業)中国経済(講義)外食
週末観光/買い物観光/買い物自習

プロフィール

高校時代に、オーストラリアの語学学校へ1年間の留学を経験。大学では、入学当時からGGPに所属し、積極的に英語の勉強をしてきました。2回生時には、立命館大学の交換留学プログラムを通じて、オーストラリアのクイーンズランド大学へ1年間の交換留学を経験。3回生になり、新しい言語や文化に興味をもち、BSATへ応募しました。帰国後も、孔子学院の語学講座を通じ、中国語の学習を続けています。

私の留学日程表

2013年4月 立命館大学・経営学部国際経営学科へ入学→2014年2月 オーストラリアのクイーンズランドへ交換留学→2015年4月 BSAT中国プログラムの説明会に参加→2015年5月 面接を受ける→2015年7月 事前講義→2015年8月 中国・蘇州へ出発→2015年9月 日本へ帰国 その後、孔子学院で中国語講座を受講。