Vol.1 2018年度派遣の留学生活報告(3回生・奥田夏生さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

オークランド工科大学ニュージーランド

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    国際経営学科 3回生

    奥田 夏生さん

    2018年2月より、オークランド工科大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2018.3.10 報告

    ニュージーランドライフ!

    2月の半ばの寒い冬の中、日本を旅立ち、日本とは真逆の季節の国、夏のニュージーランドへ着きました。派遣が決定してから、多くの必要書類を作成し、受講する科目の選択や、飛行機の手配、保険の加入、荷造りなどいろいろ大変なことがありましたが、ニュージーランドに着いた時にはこれからの生活に胸を膨らませていました。これから1年間生活する寮に着いてみると、世界各国からオークランド工科大学に来た交換留学生や、正規留学生など、多くの人との交流が盛んな寮でした。ルームメイトはとてもフレンドリーで、また学生同士の交流イベントが多く開催されるなど、留学生活の1週間目にして多くの人と知り合うことができました。

    授業が始まると、ルームメイトはみんなそれぞれ違う学部で授業を受け、さらに授業時間も各自異なるため、別々の生活時間を送っていますが、それでも週末は旅行の計画を立てたり、晩御飯を一緒に作ったりと多くの時間を一緒に過ごしています。また、みんなすごく勉強熱心で、朝は早く起きて授業へ行き、自習や宿題をしたり、レポートを作成したりしているので、私もやろう、という気にさせられます。また食事も完全に自炊で、自分で自分の健康面も考えなければならないので、自分の世話は自分でする、ということが当たり前になりました。

    1ヶ月ほど経った今は、少し肌寒くなりはじめ、どこへ行くにも上着が必要になりました。だんだん土地勘がついてきて散歩に行ってみたりと、慣れ始めてきたように感じます。帰国する時には、帰りたくないと思えるような留学になると、今から感じています。

    もう半ばです

    2018.7.18 報告

    光陰矢の如し

    Time Fliesとはよく言ったもので、留学生活も半分が終わり、ニュージーランドには冬がやってきました。1学期で仲良くなった留学生の友人の大半は1学期に帰国してしまい、少し寂しく感じますが、多くの新しい留学生が来て、1学期とはまた新しい環境で多くの新しく楽しい友人たちに囲まれ、思っていた何倍も楽しく、また忙しく過ごしています。

    1学期の前半は、まだまだ自分の英語力に自信がなく、どちらかというと消極的で、今振り返れば猫をかぶっていたように思います。しかしだんだん慣れてくると、やはり普段どおりの自分が出るもので、またそちらの方が自分にとっても相手にとっても何倍も楽で楽しく過ごせました。大学での授業については、やはり英語で受ける専門的な授業は難しく、少なくとも自分で多くの事を調べたりしないといけないこともありますが、分かり始めてくると楽しく感じます。1学期の後半になると、仲のいい友人と集まって勉強したり、週末に日帰りで旅行に行ったり、思い付きでフェリーに乗ってワインで有名な島にワインテイスティングに行ったり、毎晩友達の部屋のリビングルームで騒いだり、思い出は語れば尽きることはありません。学期間の休暇期間中は、テスト終了後に旅行に行っていた友人たちが帰国の日まで泊まりに来たり、新しい留学生のルームメイトと街を探検したりして過ごしました。1学期のほとんどは北アメリカからの留学生が大半でしたが、2学期の留学生はほぼヨーロッパの学生たちで、小さいことから大きいことまで、その文化の違いをひしひしと感じています。小さいことで言うと約束の時間に対しての意識だったり、ジョークの違いだったりですが、とても興味深いものです。

    私がこのBSA IVに参加してよかったと思うのは、月並みですが本当に世界各地に友達ができ、その違いを本当に心から感じられたことです。多くの留学生が世界各国からひとつの寮に集まり、同じ状況下で生活を共にする事が、さらに多くの人を知り、話すきっかけになります。そのきっかけをどうつなげていくかは個人によりますが、私はできるだけ多くのチャンスをつかみたいと思っています。もちろん多くのいわゆる「文化の違い」を肌で感じることにもなりますし、どうしても受け入れることのできないこともありますが、留学生活も半分が過ぎた今、完全に大人でも完全に子供でもない今このタイミングで、人生において本当に貴重な経験をしていると感じています。

    もうすぐ帰国

    2018.11.9 報告

    留学ももうすぐ終わりです。

    帰国まであと少しの時間を残すところとなりました。すでに友人の何人かは、VISAが滞在を許すまでの期間を使って南島やオーストラリアへの旅行に出発していき、どんどん終わりに近づいているのだな、と実感しています。

    今の私の気持ちとしては、日本に帰国することが楽しみでもあり、またニュージーランドを離れなければいけないことが寂しくもあります。しかし最も寂しいのは、ニュージーランドを離れることより、この4ヶ月間を毎日一緒に過ごしていた友人と離れ離れにならなければいけないことです。1学期の初めには、日本の友人や日本での時間の過ごし方を思い出して寂しくなることもたくさんありましたが、今振り返ってみると、この10ヶ月間、自分の常識が全く通用しない場所で価値観の違う多くの人と知りあい、自分がいかに小さい世界で生きていたのかを実感しました。

    1学期目は、まだまだ環境に慣れず、友達を作るのに少し苦労しましたし、授業にも不安を覚えることが多くありました。しかし、少数ではありましたが本音で話すことのできる人と出会い、彼女たちと充実した日々を過ごすことができました。2学期目には、多くのヨーロッパの学生と時間を過ごしました。アメリカ、カナダからの学生と、ヨーロッパからの学生は考え方や常識が大きく異なり、驚かされました。私の個人的な意見としては、日本人とヨーロッパ人の考え方はよく似ているように感じ、付き合いやすさは段違いでした。特に2学期は、毎日女の子4人で夕飯を取っており、本当に楽しく過ごしました。しかし同時に、コミュニケーションをとるにあたって、いかに自分の英語の能力が限られているのかを実感しました。言いたいことを伝えることはできますが、毎日同じような単語を繰り返し使用しているように感じ、さらに励む必要があると感じました。

    留学が終わっても、何人かの友人は日本に旅行に来ることが決まっていますし、私も来年ヨーロッパに旅行に行く予定なので、友達を訪ねたいと思います。