Vol.2 2018年度派遣の留学生活報告(3回生・中山亜蘭さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ストックホルム大学ビジネススクールスウェーデン

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    経営学科 3回生

    中山 亜蘭さん

    2018年8月より、ストックホルム大学ビジネススクールでのプログラムに参加

    到着しました

    2018.9.8 報告

    Fika! Fika! Fika! Fika! Fika! Fika! Fika!

    YOLO!(よろ!)

    ストックホルム大学に交換留学生としてこれから約一年過ごす予定の中山亜蘭です。到着してからこの文章を書いている今日までで、約2週間経過しました。ちなみにYOLOというのはスウェーデンとは全然関係なくて、こっちに来て友達になったフランス人の友達に教えてもらった言葉で、You Only Live Once(要は、「人生は一度きり」という意味です。読んでくれる人の中には、知っている人もいるかもしれませんが)これに続く意味は人によって変わるし、この語感が日本語のよろしくの短縮語にも似ていて、とても好きな言葉になりました。

    タイトルにも書いたので、一応Fikaにも触れておきます。これは、ちゃんとスウェーデンの文化です。インターネットでFikaと検索すれば出てきます。簡単にいうとコーヒーと甘いお菓子(パンや、チョコなど)を食べながら、休憩したり話したりすることです。僕はコーヒーも甘いお菓子も休憩も好きなので、非常にFikaを気に入っています。本音を言えばサンドウィッチやポテトチップスとかも出してくれるとなお嬉しいとたまに思いますが、それらなしでも僕は本当に気に入っています。スウェーデンに到着してまだ2週間ですが、オリエンテーションや授業の休憩Fikaを合わせるとタイトルに書いたFikaの数になります。写真を撮るのを忘れてしまったので、お詫びに大学で見かける動物たちの写真を3枚載せておきます。

    今までの2週間を言葉で表すと、「色々楽しい」です。パーティーして楽しいし、フットサルして楽しいし、もちろんFikaして楽しいし、人と違うことに寛容で楽しいし、入学式みたいなイベントではみんなで踊って楽しいし、外で歌っていてもあまり気にせず、なんなら一緒に歌ってくれて楽しいし、気持ちのいい気温と自然で昼寝して楽しいし、僕の住んでいる寮ラピスでは火曜の夜10時くらいに叫ぶ伝統があってみんな叫びだして楽しいし、寮の近く歩いて5分くらいのビーチでは9月でも女性も男性も上半身裸で泳いでいて楽しいです(今の所一番カルチャーショックでした)。とりあえず色々楽しいです。

    日本で準備しておいた方がいいのは、まずなによりヨーロッパ用のコンセント変換器を忘れず買って持って来ることです。無いととても困ります。困っています。

    もう一つは、英語の会話に慣れておいた方がいいです。分からなくても楽しいですが、度々もっと英語が流暢にできるか相手が日本語を話せたらもっと楽しいだろうなと思ってしまいます。僕は、友達に日本語を教えて喋れるようになってもらおうと考えています。

    とりあえず、楽しいです!日本食が恋しいです!また途中経過報告します! では!

    もう半ばです

    2019.2.4 報告

    卵かけごはん

    Hej! ストックホルムに来て5ヶ月経ち留学の折り返しを迎えました、中山亜蘭です。スウェーデンに来てよかったなと思っていることの一つが、スウェーデンは世界でも少数派の、生卵が食べられる国だということです。僕はタイトルの通り卵かけご飯が大好きなのですが、朝ごはんは、ほぼ毎日卵かけご飯です。ヨーロッパへの留学を考えている方で、もし卵かけご飯を食べたいという場合はスウェーデン産の生卵がお勧めです!

    1セメスター終了した今、ようやくこちらの生活や授業にも慣れてきたように感じます。未だに授業等で読む資料のアカデミックイングリッシュには苦戦していますが、だんだん改善されてきているように思います。授業にも慣れて、ストックホルム大学の授業数自体が少ないのもあって自由な時間は結構多いので、友達と料理をしたり飲みに行ったりすることも多いです。現在は、前のセメスターが終わって仲の良かった友達の多くが帰ってしまったので、また友達作りに励んでいるところです。僕はたまたまオリエンテーション期間に高熱が出てしまってあまり参加ができなかったのですが、よほどの理由がない限りオリエンテーション期間はできるだけ参加したほうがいいと思います。そこでできるだけ多くの人と出会えば、友達になれる場合もあるし、そこまで仲良くならなくてもクラスなどが一緒になった時に話しかけやすく、何かと助けてもらえたりします。僕も1セメスター目に一番仲の良かった友人はストックホルムに到着して3日目に出会ったイタリア人で、よく一緒にご飯を食べたり遊びに行ったりと多くの時間を共有しました。

    友人に関する話でいうと、留学に行くと「英語をずっと話したいから私は日本人の友達は作らない」という方もいますが、個人的には日本人の友人も大事だと思います。僕が高熱で倒れていた時もとてもお世話になったし、非常に困っていることがある時などは自分の母国語で喋れるというのは安心感があるものです。もちろんせっかく海外にいるので、いろいろな国の人と話すのも新しい発見があって楽しいのでそちらも大切です。要するに友達はできるだけみんな大事にするべきだと思います。子供みたいな終わり方になりましたが、とりあえず現地で楽しくやってる様子が伝わればなと思います。ではまた。

    もうすぐ帰国

    2019.6.14 報告

    困った

    留学が終わり、日本に帰ってきました。僕は文章を書くのが苦手で、いつもこのレポートを書く時期になると他の国に留学に行った人たちのレポートを拝見させてもらい、参考にしようと思うのです。しかし彼らのレポートは綺麗にまとめられていて、どこを参考にすればいいのかもわからず、ただただ人のレポートを読んでいても時間が過ぎていくばかりなので、今回も稚拙な文章なのですが、ご容赦ください。

    1年間の留学を通して感じたのは、やはり英語力の向上と、国単位で違った文化背景を持つ人たちとの生活を通して身についた(まだまだ不十分ですが)視野の広がりだと思います。

    もう一つ留学に行く前に考えもしなかった変化は、自分のアイデンティティーとも言えるのでしょうが、自国・地元に対する興味が大きくなったことです。日本や京都・大阪で生活していた時は周りも同じような文化圏だったので、こういったことはあまり感じなかったのですが、留学中様々な国からの留学生や日本の様々な地域からの留学生と話すうちに自分の国の異質性や自分の話し方のヘンテコさ等々が気になるようになりました。今まで考えもしなかったことが浮き彫りになってきて、特にヨーロッパからの留学生(彼らは自国意識が我々日本人より強いように感じます)と話すときに、自分自身についての知らなさを強く感じて、今非常に興味を持っています。留学に行く前は英語学習が第一でしたが、今は日本語についてももっと知りたいし上手になりたいな、とも思っています。