オンライン留学体験記
2021.08.24
オンライン留学での苦労
私は今回、BSAⅡのプログラムを使って、初の試みとなるオンライン留学に挑戦しました。私が経験したオンライン留学での苦労を2点紹介します。
一つ目は、モチベーションです。最初、現地で留学することにこだわっていた私にとって、オンライン留学への移行はあまり気が進むものではありませんでした。そのため、英語に対して、モチベーションも低く、春休み中はあまり英語の勉強には取り組まず、課外活動に取り組んでいました。しかし、授業を初めて受けてみると、自分の英語力のなさや、海外の学生の授業の聞き方、まわりのレベルの高さに驚きでした。私はそれ以来、このモチベーションではせっかくのオンライン留学も意味のないものになってしまうということに気付き、気持ちを切り替えて、オンライン留学に取り組みました。
二つ目は、授業のスタイルの違いです。このスタイルの違いから私は週に1回のみの授業を受けることを選択しました。今回のオンライン留学プログラムでは、立命館大学の授業を10単位以内取ることができるというものでした。立命館の授業とブレーメンの授業の始まる時期が2週間ほどずれている点と、履修登録の関係で、私はドイツの授業時間帯をあまり知らずに立命館の授業を先に取ってしまいました。あとから始まるドイツの授業の時間割を見ると、立命館の授業とかぶって受講する事ができないものが多く、選択できる幅が狭まってしまいました。そして、ドイツの授業は1週間に1回1時間半ではなく、授業によって、1週間に1回4時間、1週間に2回2時半ずつというように授業によって変則的なので、そういった点でも、私の取れる授業数が狭まったことの一つの原因であると言えます。私は狭まった選択肢の中から、とても良い先生に出会うことができたので、とても有意義なオンライン留学ができたと感じています。
オンライン留学で苦労した事もたくさんありましたが、自分の気持ちを切り替えて、親身な先生と出会い、有意義な授業を受けることができたのは、非常に楽しく、良い思い出となりました。2点の苦労はオンライン留学でしか味わえない苦労です。もちろん授業についていくのは簡単ではないですが、もしオンライン留学に少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみてください。