BSA Ⅰ マッセイ大学
加藤 大樹さん
立命館大学 経営学部国際経営学科・英語コース 2010年4月入学
中学3年生の時、市内の中学生使節団の一員として、中国を訪問する。そこで現地の学生と英語で交流し、英語の面白さに気付き、海外への関心を持つようになる。しかし高校時代は、野球漬けの毎日を送り、海外とは無縁の生活を送る。一方で、海外への憧れはずっと消えることはなかったので、留学プログラムが整っている国際経営学科に入学。海外で経験を積むために、まずは一カ月のこのプログラムに参加。帰国後さらに学習への高め、長期留学を目指して勉強に励む。
人生の中でかけがえのない1カ月
学習と生活、それぞれの魅力
私は、ニュージーランドのマッセイ大学に、17人のメンバーとともに一ヶ月間留学しました。私は、大学に入るまで海外での経験がほとんどなく、最初は正直不安でした。しかし、同じプログラムのメンバー、ホストファミリー、現地の先生を始めとする教職員の方々、そして世界中から集まった留学生の手助けもあり無事にプログラムを終えることができました。
この体験記は、これからこのプログラムに参加しようと考えている後輩たちの参考になると思いますので、私の方から、BSAⅠプログラム、特にニュージーランドマッセイ大学で学ぶことの魅力を伝えていきたいと思います。
まず始めに述べたいのは、学習面での魅力です。私たちは、平日の午前中は、世界各国から集まった留学生とともに、自分たちの語学レベルに合ったクラスで、英語の授業を受けました。1クラスの人数は、大体10人くらいで、私のクラスでは、毎回様々な環境問題に関するトピックについて、ディスカッションを中心に授業が進められていきました。ですので、積極的に自分から意見を述べないと英語の力は全く伸びません。私のクラスには、アジア、アフリカ、アラブの学生がいましたが、彼らは自分が思ったことをすべて言葉で表そうとしていました。文法などは、全く気にしていません。彼らに触発され、私も、プログラムが終わるころには、積極的に発言できるようになりました。さらに、毎週先生がエッセイの課題を出し、丁寧に添削してくれて、解説してくれたので、ライティングの能力も改善しました。さらにパソコン室や図書館など、メインキャンパスの施設も自由に使うことができて、非常に学習環境が整っていました。午後の授業では、経済学部の先生の講義を受けることが出来ました。講義といっても、日本の大講義と違い、ニュージーランドの経済を支えている工場や施設を直接訪問し、それに関連付けられたもので、ここでもディスカッションが中心でした。日本が工業国であるのに対して、ニュージーランドは農業国であり、日本では学べないことをたくさん学ぶことができたと思います。
次は生活面の魅力について述べたいと思います。ニュージーランドのプログラムはホームステイであり、ホームステイの家庭は全て親切な人が集まっています。私の家族は留学中悩み事があったら親身に聞いてくれて、非常に助かりました。そして、休日には登山や海、さらにはショッピングなど様々な所に連れて行ってくれました。ニュージーランドの食事は非常に食材が新鮮でおいしかったです。交通機関もバスは無料で乗ることができ、お金をかけずにいろんなところを回ることができました。最後はサポートの面です。今回の留学ではたくさんの人が支えてくれました。現地で暮らしている日本人アドバイザーの人のおかげで、一人ひとりがトラブルに巻き込まれることなく無事にプログラムを終えることができました。
更なる留学への希望、そして将来を見据える<
立命館の事務室のスタッフや、現地のスタッフの皆様にも本当に感謝しています。ありがとうございました。私は今後この経験を生かして、さらに勉学に励み、長期留学し、将来世界の国々と対等に渡り合っていける経営者になっていきたいと思います。最後に、プログラム参加を考えている後輩のみなさん、このプログラムに参加すれば、きっと自分の視野も広がり、今後の学生生活がより一層充実したものになると思います。ぜひ、参加してみてください。
▼私の留学日程表
2010年4月 | 立命館大学国際経営学科入学 |
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2010年6月 | マッセイ大学派遣決定 |
2010年6月~7月 | 事前学習 (ニュージーランドの経済や文化などに関して調査してプレゼンテーションを行った。) |
2010年8月~9月 | マッセイ大学へ留学 |
2010年10月~12月 | 事後講義 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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