BSA Ⅰ マッセイ大学

留学を通じて学んだこと・得たこと

目標への第一歩として

私は2回生からの長期留学を目標に入学しましたが、海外経験が一度もなかったので長期留学の事前体験として英語力向上・異文化理解をするために短期留学をしました。私は一ヶ月間のニュージーランドでの生活で数多くのことを経験し、学ぶことができました。

まず初めに私が学んだことは、ニュージーランドは日本とは異なり、多民族国家であることです。ニュージーランドには数多くの移民の人々が生活していました。実際、私のホストファミリーはインド人家族でした。また、私は毎週土曜日に数カ国の幅広い年齢の人々とサッカーをしました。そこでもアフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニアと多くの国の人々と話すことができました。ニュージーランドではたくさんの国の人々と触れ合うことができ、良い経験ができました。また食文化も学びました。ニュージーランドでは米が主食ではなく、主にポテトが主食でした。また、私はホストファミリーがインド人でしたのでインドの食文化にも触れることができました。晩飯には週５回カレーを食べ、味付けがどの食材も辛口で、初めは抵抗がありましたが、日が経つにつれて慣れていき、帰る頃にはインド料理が大好きになりました。特に異文化を感じたことはホストファミリーが右手でカレーや他の食べ物を食べていたことや、インドの女性は民族衣装を着ていて、小さいころからピアスをすることや、インドやニュージーランドでは食事中鼻をかむことはいいのですが鼻をすすることが失礼にあたることです。

異文化交流の一つとして宗教を学ぶ

また、宗教を学ぶことができました。私は毎週日曜日に教会につれて行ってもらいました。教会では老若男女、国籍問わず数多くの人々が集まり、聖書を読み、歌を歌いました。想像していた落ち着いた教会とは違い、コンサート会場のような教会にも行きました。そこではエレキギターやドラムを使い、歌を歌う人々の姿を見て、初めは違和感がありましたが、みなさん真剣で一つになっている姿に感動しました。また、学校にはキリスト教徒のみならず、イスラム教徒の生徒もいて、実際に断食をしていて驚きました。また、ニュージーランドの自然や動物の多さに驚きました。ニュージーランドは人口の十倍の数の羊が生息しているため、あちらこちらで羊を目にしました。羊のみならず、牛や馬もたくさんいました。ニュージーランドは家畜がとても重要で乳製品や肉を輸出している農場国であることを知り、動物のみならず、森や林、山などがたくさんある、とても緑の多い国でした。また、今回の留学で最大の目的でもある英語力の向上ですが、正直一カ月では飛躍的に向上することはできませんでしたが、英語を話すことに対する苦手意識や抵抗がなくなり、積極的にたくさんの人に話しかけることで、自然に気軽に話すことができるようになりました。また、マクドナルドやスーパーマーケットでも一人で買い物もできるようになり、成長することができ、自信もつきました。しかし、語学学校では他国の留学生と比べ、自分の語学力の低さに気付きました。

積極性が身に付き、目標へと更に進む

以上のように今回の留学で私は、異文化の人々との生活、食文化、宗教などたくさんのことを経験し、異文化を学ぶことができ大きく成長することができました。そして何より積極性が身につきました。異文化理解や会話をするためにも積極性が必要であり、積極的に行動することで異文化にも慣れることができるし、語学力向上につながり、大きく成長できるということが分かりました。一か月がものすごく短く感じた大変充実した留学でした。また、この留学を終えて、私は英語、異文化に対する興味がより高まり、英語の授業での積極性、学習意欲がものすごく高まりました。今回の留学での経験を活かして今後の生活でも積極的に学び、長期留学を実現したいと考えています。私のように海外留学をしたことがない人や異文化体験・語学力向上を目指す人には最適のプログラムです。