BSA Ⅰ 蘇州大学
磯部 琴音さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 中国語コース2011年4月入学
高校時代、授業で基礎的な中国語を学び始め、中国語や中国に興味を持つようになった。大学では、語学力を伸ばしつつ、グローバルビジネスにおける専門知識を身につけたいという考えから国際経営学科に入学。1回生の夏には、経営学部独自のプログラム、BSAⅠを利用し、中国の蘇州大学に短期留学。2回生の夏は、立命館孔子学院から、中国の北京大学と同済大学に短期留学をする予定。将来は、国際社会で活躍できる人になりたい。
一期一会
第一の目標は「中国人の友達をつくる」こと
憧れていた中国留学が決まってからは、限られた時間の中で、多くのことを得るために、自分の中でいくつか目標を掲げて行きました。
その目標の一つに「中国人の友達をつくる」ということを決めていました。実際、現地では、ホームビジットや蘇州大学の学生との交流などを通して、さまざまな出会いがありました。特に、私たちの留学生活をサポートしてくれた学生の子は、私たちと同じ寮に住み、分からないことがあれば、すぐに調べてくれたり、授業後や休日に私たちを遊びに連れて行ってくれました。そして、夜は、その学生の部屋で中国語を教えてもらい勉強しました。いつも一生懸命サポートしてくれて本当に感謝しています。
また、蘇州大学の日本語学科の学生との交流会もありました。交流会で知り合った中国人の友達は、帰国した今でも私にメールをしてくれたり、中国のソーシャルネットワークであるQQで連絡を取るぐらいまで仲良くなりました。基本、日本語も中国語も使いますが、時々私の中国語のニュアンスが違うと指摘してくれるので中国語の勉強にもなります。中国人の友達は、みんな会おうと思ってもすぐには会えない友達だけれど、この出会いを大切にこれからも仲良くしていきたいです。
そして、私たちが生活していた留学生寮では、韓国人の留学生とも仲良くなりました。彼女たちは、お昼休みになるとバイクに乗せご飯に連れて行ってくれたりしました。私たちは、お互いに日本語、韓国語が分からないので中国語を使って会話していました。私は、異なる国の留学生が、それぞれの母国語以外の言葉を使って会話をするのが初めてでした。だから、普通に通じて会話が出来たことに自分でも驚いたし本当に嬉しかったです。それと同時に、今の時点では自分の表現できるフレーズが限られていることを痛感し、もっと中国語の語学力を向上させるために努力していきたいと思いました。
価値観も変わった、かけがえのない1ヶ月
このように、たった1ヵ月の間に、たくさんの人々との出会いがあり、全ての出会いが私にとって刺激的でした。多くの出会いを通して、価値観も変わりました。もちろん、中国語、中国経済の勉強やFieldwork、企業訪問、観光など、中国で共に多くの経験をしたBSAメンバーは、みんな仲良くなって大学生活で欠かせない仲間となりました。
今回の留学は、私にとって初めての留学であっという間の1ヵ月でした。ですが、さまざまな経験を通して、貴重な出会いあり、かけがえのない1ヵ月となりました。そして、私自身、一人の人として成長でき、この留学を終え、将来の夢へのスタートラインに立てた気持ちです。BSAでの留学は自分の可能性を広げられるチャンスです。私は、今後、語学やグローバルビジネス、中国進出している日本企業のことをもっと勉強していきたいです。
▼私の留学日程表
2011年4月 | 立命館大学入学 |
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2011年5月 | 留学先決定 |
2011年6月~7月 | 事前講義 留学中に訪問予定の企業について調査をしたり、 日中関係の歴史を学び、今後どうあるべきか、 私たちに出来ることはないか考え、 留学に向けて準備をしていく。 |
2011年8月 | 中国・蘇州へ出発 大学では、中国語や中国人の視点から見た経済学を学ぶ。 また、留学中には、中国企業や、中国進出している日本企業を訪問。 |
2011年9月 | 日本へ帰国 |
2011年10月 | 事後講義 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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月曜日 |
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火曜日 |
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水曜日 |
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木曜日 |
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金曜日 |
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週末 |
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