BSA Ⅱ ブレーメン州立経済工科大学
大塚 美里さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2012年4月入学
留学制度が整っていて且つ、英語の授業が豊富な国際経営学科に惹かれ入学。アメリカ、ドイツに各1ヶ月留学した後、BSAⅡで約半年間のドイツ留学を決意。
1ヶ月の留学では、現地の方々と話す機会を自ら積極的につくらなかったことを反省し、BSAⅡでは、①自分で考え行動する②現地のドイツ人や、他国の留学生と日々過ごす③日本語を極力使わない
という、3つの目標を掲げて留学生活を送る。
帰国後は、出会った人々と関係が途切れないように連絡を取り合ったり、日本を訪れた他国の友人を案内したりしている。
留学前の自己目標を貫き通した半年間
私は立命館大学、経営学部国際経営学科に入学したからには、他の大学・学部には類を見ないような経営学部の充実した留学制度を活用していこうと考えていました。はじめに、1回生の夏、BSAⅠでアメリカに1ヶ月間留学しました。日本とは全く異なった文化・食事・習慣に日々感動し、充実した日々を送ることができました。しかし、現地の方々とあまり関わりを持たなかったこと、ホストファミリーと積極的に話す機会を設けなかったことなどを、帰国後に反省しました。この反省を生かし、もう一度留学したい!と思い、勉強に励み掴み取ったのが、BSAⅡのドイツ留学です。今回の留学は①自分で考え行動する②現地のドイツ人や、他国の留学生と日々過ごす③日本語を極力使わないという、3つの目標を事前に掲げ、臨みました。
① 自分で考え行動する:私は立命館大学からたった1人の派遣者だったため、VISA申請や、諸手続き、授業の組み方などを、一つ一つ考えながら行動するように心がけていました。辛いことや、うまくいかないこともある留学生活の中で、他人に惑わされず、自分らしくいられたのは、この目標があったからだと思います。
② 現地のドイツ人や、他国の留学生と日々過ごす:タンデムを通して毎日ドイツ人と関わるようにしたり、週末に他国の留学生と観光したりすることで、今でも連絡を取り合う友人が世界中にできました。英語とドイツ語のみが飛び交う中で、気疲れすることもありました。しかし、日々少しずつ関係を構築することにより、私が困っている時に自分の予定よりも優先させて助けてくれる友人にも出会うことができました。
③ 日本語を極力使わない:現地には少なからず日本人がいます。現地での暮らし方は、自分の気持ち次第だと感じました。最初はゼロだったドイツ語も約半年間、毎日ドイツ人に囲まれて生活していたら、理解できる部分が増えました。シェアルームも、日本人がいない家を探し、イギリス人とリトアニア人と3人で暮らす生活を選びました。もし日本人のいるシェアルームを選んでいたら、私の留学での成長は今の半分くらいだったのではないかと思います。多国籍の人とルームシェアをすると、それぞれの国の私生活を見ることができます。問題も多数起き、辛い思いもたくさんしましたが、その都度英語で思いを伝え、お互いの意見を踏まえた上で解決策を練り、乗り越えるようにしていました。
この半年間は1ヶ月間の留学生活のように楽しい!の一言だけでは表せられません。しかし、しんどかったり、辛かったりしたことも、目標を立てて半年間やり遂げたからこそ、今達成感に溢れています。
留学の目的や目標は人それぞれ違うと思いますが、自分自身が掲げた目標を貫くことで、充実した日々を送ることができますし、成長した自分に出会えると思います。
▼私の留学日程表
2012年4月 | 経営学部国際経営学科に入学 |
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2012年8月 | BSAⅠでアメリカに1ヶ月留学 |
2013年12月 | BSAⅡドイツ留学が決定 |
2014年2月 | 全学部のプログラムでドイツ語学研修に参加 |
2014年9月 | ドイツブレーメン州立経済工科大学に出発 |
2015年2月 | 帰国。就職活動。 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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