BSA Ⅳ ストラスブール大学
叶 晴さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2014年4月入学
幼少期は中国で滞在。その経験が更に海外のことを知りたいと思うきかっけとなる。高校在学時から海外留学することを目指す。留学プログラムが充実していて、かつ将来の選択肢が幅広い立命館大学経営学部国際経営学科に入学。大学では英語開講の授業を受講しているほか、短期留学生のバディとして日本での留学生活のサポートをしている。
フランス留学を通して得たもの
私は、幼い頃からの経験により、海外に留学することに憧れていました。そのため大学入学前から留学に行くことを目指し、入学後に経営学部のプログラムを利用しようと決めていました。具体的にどこの国に行きたい、と決まっていたわけではないのですが、初修外国語でフランス語を勉強していたことに加え、経験者やいろんな人の話を聞いて、フランスのストラスブールがとても魅力的に感じました。
私は留学前に第2言語で1年間授業を受けていただけだったため、フランス語でコミュニケーションを取れるほどではありませんでした。フランスでは英語があまり通じないとはよく聞いていましたが、その通りで、言葉が通じず大変だったこともたくさんありました。しかし言葉が通じないことによる困難やもどかしさが勉強に対する意欲を高めてくれたと思います。私が経営学部のプログラムを利用した理由は、自分が国際経営学科に所属しているということもあり、日本以外の視点や考え方を、いろんな国から集まった留学生たちと一緒に学びたいと思ったからです。ストラスブールビジネススクールは毎年世界各地から多くの交換留学生が集まり、授業では留学生たちと交流できる場やグループワークの機会がたくさんあります。また、授業では、単に講義を聴くだけでなく、常に学生の意見を求められ、グループワークやプレゼンテーションなどで積極的に授業に参加することを求められました。
留学期間中は、期待していた以上に多くのことを学び、そして有意義な時間を過ごせました。ストラスブールは小さな町ですが、とても綺麗で治安のいいところです。初めての留学で不安だったので、この場所を選んで本当によかったです。観光客もたくさん訪れるような美しい街で、ドイツとの国境の近くということもあり、物価の安いドイツに買い物に行くにも便利です。最初は言葉も通じず困った場面もたくさんありましたが、親切な人が多くみんなすぐに助けてくれます。
また留学中は旅行に出かける機会もたくさんありました。授業のスケジュール次第で長期の休みが数回あるので、その時間を利用してヨーロッパ各国へ行きました。留学を通して、語学力を身に付けただけでなく、自分でも知らないうちに外国に対しての固定観念を持っていたことに気づかされ、考え方や価値観を変えるきっかけにもなったように思います。
私は3回生の後期から留学に行ったので、帰国後すぐに就職活動を始めなければなりませんでした。限られた期間での就職活動は大変でしたが、留学を通して経験したこと、感じたことが私の進路にも良い影響を与えてくれました。9ヶ月という期間は留学に行く前はとても長いように感じていたのですが、実際はあっという間に過ぎてしまい、自分がやりたいことを明確に決め、悔いの残らないよう一日一日を楽しむことの大切さも学ぶことができました。
▼私の留学日程表
2015年8月 | 留学の選考準備 |
---|---|
2015年10月 | BSAⅣの面接選考 |
2016年6月 | ビザなどの準備 |
2016年8月 | フランス ストラスブールへ出発 |
2017年4月 | プログラム終了 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
---|---|---|---|
月曜日 |
|
|
|
火曜日 |
|
|
|
水曜日 |
|
|
|
木曜日 |
|
|
|
金曜日 |
|
|
|
週末 |
|
|
|