BSA Ⅳ 大連外国語大学
木村 美穂さん
立命館大学 経営学部国際経営学科・中国語コース 2008年4月入学
北海道立命館慶祥高等学校出身。
高校3年の時に第二外国語の授業で中国語を学び始める。経営学を学びながら中国語の勉強も続けたいと考え、国際経営学科中国語コースに入学。2回生前期にプロジェクト研究に参加し、中国に進出した日系企業について研究する。後期からはBSAⅣで中国大連に10カ月留学。帰国後は中国人の教授のゼミに所属し、日中で活躍する企業について研究をしている。
成功も失敗も経験が何より大事だと学んだ海外留学
高校生の時から大学に行ったら1年間は海外に留学したいと思い、大学入学後、中国語コースで中国語をメインに学習していたことからBSAⅣで中国大連への留学することを決意しました。
留学当初はそれまで1年半以上中国語を学習していたにも関わらず自分の言いたいこともろくに伝えられず相手の言うこともいまいち理解できず、周りの日本人や日本語の喋れる中国人のサポートなしでは不安で何もできない状況が続きました。2、3ヶ月経ち中国での生活が定着し、言葉の壁も少しずつ越えていくと「もっと中国語がうまくなりたい、人に頼らずにもっと自分から喋れるようになりたい」と思うようになりました。そこで、放課後時間があると自習室に行きクラスメイト以外の外国人たちとも積極的に関わり、休日には地図を片手に興味のあるカフェや公園に一人で行くようになりました。
私が海外留学を通して学んだことの中で「自分から行動を起こすことの大切さ」があります。この“自分から行動を起こす”というのは、目標を持って自分から積極的に何か行動するという面でもそうなのですが、留学中は思わぬ場面で体調を崩したり、あるいはパソコンなどの貴重品が壊れることがありました。その時に「どうしようどうしよう」と言っているだけでなく、自分がどうすべきか誰に相談すべきかを冷静に考えて判断し、行動することがとても重要になりました。
留学中は、普段の日本での大学生活よりもさらに“積極性”が重要になってくると私は現地にいた時に感じました。海外では校舎や留学生寮を一歩出れば、知らないこと分からないことがたくさんあります。行ったことのない場所に行けばそれだけでも一つ勉強になります。授業で机に座って先生の話を聴いて学習することももちろん大事ですが、それ以上に、外の世界で自分の目で見て学んだ事やそこから得た経験は自分にとって海外留学で何にも勝る宝物になりました。長期休暇中にパソコンが壊れて両親と連絡がとれなくなったり、旅行中に食中毒を起こしホテルのベッドで一人寝たきりになったことなど、失敗や辛いこともたくさんありましたがそれらもすべて私にとってかけがえのない大切な経験となりました。
▼私の留学日程表
2008年4月 | 入学 |
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2008年秋 | 大連への留学が決定 |
2009年前期 | プロジェクト研究に参加(サントリーの上海での競争戦略について研究する) |
2009年9月 | 大連外国語学院に出発 |
2010年8月 | 帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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