BSA Ⅲ HIA(アメリカ)
笠原 杏介さん
立命館大学 経営学部国際経営学科・英語コース 2009年4月入学
1回生時に、BSAⅠを利用してニュージーランドに1ヶ月間滞在。初めて海外留学を経験する。その際、英語を単なる勉強から、異国の人々との会話のツールだと捉え直すことができ、英語のおもしろさに気づく。2回生時にはMassey Study Award (マッセイ スタディー アワード)に参加し、もう一度ニュージーランドへの短期留学を経験。その後、就職活動を経て、今年BSAⅢ海外インターンシップに参加し、1カ月間アメリカへ滞在。
来年度からは、キッコーマン株式会社にて勤務予定。
サンディエゴでの貴重な日々
異文化に触れ苦労しながら得た喜び
私はアメリカ、サンディエゴにあるCarlton Oaks Golf Courseにおいて5週間研修を受けました。Carlton Oaks Golf Courseの中ではFood&Beverage部門であるレストランにて、ウェイター兼バーテンダーとして毎日働きました。私の内定先が食品メーカーである点と、アメリカの食産業を学びたい点、英語を使いながら働く体験をしたかった点の3点を現地のエージェントに考慮して頂き、この企業を私の派遣先として選んで頂きました。
レストランの中では、お客様はもちろんのこと、同僚も全員アメリカ人だったので英語漬けの生活を送れ、実用的な英語を学ぶことができました。その上、アメリカの食産業(レストランの運営システム・アメリカンホスピタリティ・アメリカ人の食の趣向・食品卸やメーカーとレストランの関係など)を、ウェイターとして働く中で直に学ぶことができたので、この研修は私にとって非常に有意義なものとなりました。
業務内容は、お客様のご案内、オーダー取り、お料理・ドリンクの提供、ドリンクの準備(ビールを注ぐ、カクテルを作るなど)、クイックメニュー(ホットドック・サンドウィッチ・スナック類)の販売、お会計の処理などでした。やはり直接一般のお客様と接する仕事だけに、私自身、日本で接客業の経験はありましたが、最初の方はとても緊張しました。
研修が始まった当初は同僚、お客様が言っていることが全く理解できずに苦しみました。その上、食文化が全く異なり、日本では馴染みのないメニュー(タコス、ブリドー、カサディア、カニサダ、アラパマなど)のオーダーを取らなければならなかったので、最初はメニューを覚えるのにとても苦労しました。また、日本とアメリカの接客のスタイルが全く異なる点にも悪戦苦戦しました。
しかし、徐々に英語と仕事に慣れていき、3週間を過ぎたころにはいくつかのお客様のテーブルの担当を持ち、すべての接客業務を任して頂けるようになりました。アメリカはチップ制度なので、お会計の際にお客様から「君のサービスはよかったよ」と言って頂き、直接チップを頂戴した時はとても嬉しかったです。
休日は主にホストファミリーにビーチ、ショッピングモール、映画館など様々な所へ連れて頂きました。また、上司のお宅にお邪魔し、フットボールの観戦パーティーにも参加したりと、アメリカの文化を肌で感じることが出来ました。
▼私の留学日程表
2009年4月 | 立命館大学入学 |
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2009年5月 | BSAⅠの参加準備を始める |
2009年8月〜9月 | BSAⅠでニュージーランドへ留学 |
2010年10月〜12月 | Massey Study Awardの参加準備 |
2011年2月〜3月 | BSAⅠスタディアワー(ニュージーランド)参加 |
2011年10月〜2012年4月 | 就職活動 |
2012年4月 | BSA Ⅲ 海外インターンシップへ二次募集にて応募 |
2012年5月〜6月 | 事前講義を毎週受ける |
2012年8月 | サンディエゴに出発 |
2012年9月 | 日本へ帰国 |
2012年11月 | 事後講義(研修報告会) |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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