BSA Ⅱ アーヘン応用科学大学
E22-1_BSAⅡ・アーヘン応用科学大学
立命館大学 経営学部国際経営学科2020年4月
中国で生まれ、12歳に家族と日本に移民。小学生ごろから英語を習い始め、来日後日本語を習得。高校時代にオーストラリアで短期語学研修プログラムを経験。外国語と経営学両方学びたいから立命館の国際経営学科に入学。異文化背景の人との関係構築や経営学を学べる他に、新エネルギー源にも興味あるのでドイツに留学したいと決心。2回生で留学を考えていたが、コロナの原因で3回生の後期からドイツのアーヘン応用科学大学に留学する。帰国後、知識の応用経験を蓄積するため海外インターンシップに参加する予定。経験していくほど将来の自分の人物像がはっきりに見えてくると感じる。
自分の可能性を広がった半年
あまり順調ではないスタート
日本国籍ではないので渡航前にビザの取得が必要でしたが、ちょうど夏休みの時期で留学先からドイツ領事館に提出する書類がなかなか届きませんでした。9月中旬にやっとビザが届きドイツに向かって出発しました。フランクフルトの空港に到着後、アーヘンの駅まで迎えに来てくれると約束した留学先のバディと急に連絡が取れなくなりました(何日か後に連絡が来て、怪我で入院したそうです)。アーヘンの駅で1時間ほど待ち、もう一人のバディが迎えに来てくれました。やっと寮に入居できると思ったのですが、寮に着いたら管理人が病気で不在で、当日お部屋の鍵はもらえませんでした。その次の日が週末なので、月曜日まで自分の部屋に入れない状況から留学生活をスタートしました。
人たちとの出会い!
日本の天気と違い、冬のドイツは雨が多く、あまり太陽が出ません。アーヘンに着いた最初の1週間はほとんど雨でした。このような天気の中で多くの人があまりいい気分になれないと聞きました。しかし私は多くの人の温かさを感じました。
寮に入れない当日、急に連絡したにもかかわらず泊まらせてくれた友達、入寮後にスーパーの場所、駅の行き方、バスの乗り方などを全部説明してくれたインドの方、学校のWi-Fiが繋がらない時に自分のネットをシェアしてくれた知らない現地の女子、スキー場への行き方がわからない時に「一緒に行こう」と誘ってくれた中国の方などなど。このすべての人たちはいろんな国からドイツに来て、国籍、文化などの背景関係なく助け合うという心を持っています。この中で多くの人が留学生で、自分も同じく困っていたことがあったこそ、新しい留学生が来るときにできるだけ助けてあげようという温かい心を持っています。
「助け合う」の気持ちを大事にして、実は私も現地の人を助けていました。町で「今何時ですか?」「携帯の電池が切れて、移動バッテリ持っていませんか?」「スクータースキャンしたくて、ネットがないからちょっとシェアしてくれませんか?」などよく聞かれました。ドイツの公共機関を乗るときにはマスクを着用しないといけないのですが、バス停でバスを待っているときに現地のおばさんにマスクは持っていないかと聞かれ、余分のマスクを持っていたので渡したら、とても喜んでくれました。
留学を通して
留学生活で自分的に一番成長したのはどの状況にあっても慌てず落ち着いて考えること、わからない時に恥ずかしからずに言語の壁を越えて人に聞くことだと思います。また、たくさんの才能がある人と出会い、一つ一つのチャンスを大事にし、他の人と比べて自分は何が足りないのか、何が自分の長所なのかがはっきりわかってきます。留学を通して視野が広がり、自分に対する将来の可能性がさらに幅広く見えてきたと感じます。留学中は楽しいこと、悲しいこと、辛いことも様々なことを経験します。これら全ては人生にとって大切な宝物です。

▼私の留学日程表
2020年4月 | 経営学部国際経営学科へ入学 |
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2021年10月 | BSAIVプログラムへの参加準備を始める |
2021年11月 | アーヘン応用科学大学へ留学の面接選考 |
2022年4月 | 派遣者ガイダンスの参加 |
2022年6月 | ビザ取得等の各種準備 |
2022年7月 | 保健センターガイダンス・危機管理ガイダンスの参加 |
2022年8月 | 留学中の滞在先を決定 |
2022年9月 | アーヘン応用科学大学へ出発 |
2023年2月 | 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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水曜日 |
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木曜日 |
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金曜日 |
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週末 |
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