BSA Ⅱ アルカラ大学
E22-2_BSAⅡ・アルカラ大学
立命館大学 経営学部国際経営学科
高校時代にオーストラリアへの短期留学やホームステイの受け入れを経験する。その後学習を継続し英語を習得したため、世界中で話者が多いこと・ラテン文化が好きなこと2つの理由から第3言語として大学でスペイン語を学ぶ。そしてスペインの健康寿命の長さに興味を持ち交換留学が決定していたが中止となり、4回生の最後の学期に行くことを決意。留学中に現地でDELEB1レベルを取得し、帰国後は学びを活かし企業で活躍するため日々精進している。
一瞬一瞬を全力で生きた5ヶ月間!!
念願の留学
高校時代に行った短期留学がきっかけで、大学では絶対に長期留学に行くということを入学前から決めていました。そして入学と同時にスペイン語の教授や先輩に色々な情報を聞きに行き、とにかく行動することを続けました。そして念願叶って交換留学が決まったのですが、流行した新型感染症の影響で中止となってしまいました。就職活動のことなども考え留学を諦めた方がいいのかとも考えましたが、新しくBSAのスペインのプログラムができ、最後のチャンスだと思い半年行くことを決断しました。そして多くの方が支えてくださったお陰で留学に行くことができました。
波瀾万丈の留学生活
留学前は多くの人が全く新しい環境に不安になると思いますが、私の場合は1年ではなく半年しか時間がないことから、【人の2倍以上濃い時間を生きる】ことを心に決め出発しました。
到着してすぐ、スペインというラテン文化を感じる場面に多く遭遇しました。電車の中では常に音楽が鳴っていたり、寮でパーティーが行われたりしていました。ラテン文化についての新しい発見もありました。それはスペイン人は集団意識が凄く強く、大人数で行動することが多いということです。授業では陽気な性
格で人と話すのが好きな人が多いと学んでいたのですが、自分から話しかけないと交流できないということに気付きました。そのため特に寮の食事の際に、勇気を出して必ず誰かに声を掛け一緒に食べると言うことを繰り返しました。すると環境が大きく変化し、気付くとヨーロッパだけでなく中南米・北米・中東など世
界中の友達で溢れていました。しかしその友達も自然にできたわけではなく、常に偏見を持たず相手に興味を持ち、お互いのことを深く知るということを心掛けていたからです。
友達ができてからは、課題を一緒にしたり、互いの文化について語り合ったり、旅行をしたりと多くの時間を友達と過ごしました。毎日が驚きと発見の連続で、刺激で溢れていました。そこで自分なりに意識していたことは、ただ聞いて納得するだけではなく、必ずそのことについて理解し自分の考えを持つということです。そうすることで真の意味で多文化を理解するということが出来ると思いました。
学習面においては、挑戦の意味も込めてスペイン語の授業を2つ、英語の授業を1つ履修しました。多くのスペイン語の文献を読んだ上で自分で咀嚼し、文字や言葉にすることを繰り返しました。日常会話が出来るレベルで日本を出発したので、経営や経済を学ぶとなると専門的な用語も増え、日本とは異なる計算方法などもあり戸惑うこともありました。予習・復習が非常に大変でしたが、自分を鼓舞し完遂することができました。
今回の留学では脚を捻挫したり体調を崩したりと困難も多くありましたが、常に気持ちを強く持ち、乗り越えることができました。そして心身ともに強くなることができました。多くの方のお陰で長年の願いが叶ったので、これからはその方達に恩返し出来るよう社会で活躍していきたいです。

▼私の留学日程表
2019年4月 | 経営学部国際経営学科へ入学 |
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2019年10月 | スペインへの交換留学が決定 |
2020年4月 | 交換留学が延期となる |
2021年4月 | 交換留学が中止となる |
2021年10月 | BSAⅡプログラムへの参加準備を始める |
2021年11月 | 面接選考 |
2022年5月 | ビザ取得など各種手続きを始める |
2022年9月 | アルカラ大学へ出発 |
2023年1月 | 日本へ帰国。就職先企業で知識を活かすために勉強に励む。 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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