BSA Ⅱ アルカラ大学
E23-4_BSAⅡ・アルカラ大学
立命館大学 経営学部国際経営学科
高校卒業後、ダブルディグリー留学を志して関西外国後大学に入学しましたが、コロナウイルスの影響でプログラムが中止になったことを受けて立命館大学に入学しました。2022年にスペインに旅行した際に国柄に惹かれ、スペイン語の習得と英語でビジネスを学ぶことを志してアルカラ大学に留学しました。
太陽の国・スペインでの生活
Alacala de Henaresってどんな街?
アルカラはマドリードの中心部から電車で40分程度のところにある小さな街です。街の中心にあるセルバンテス広場では、クリスマスマーケットや中世マーケットなどの様々なイベントが開かれており、一年を通してスペインの伝統的な催し物を楽しむことができます。また、私の留学先だったアルカラ大学は校舎がユネスコにより世界遺産に登録されており、スペインで最も威厳のある公立大学の1つとして知られています。
時間がゆっくり流れる国
スペインは夏の日没が9時過ぎ、冬でも6時半ごろと日照時間の長い国です。そのこともあって、お昼過ぎから夕方の4時くらいまでの時間はほとんどのお店が閉店します。このお昼休憩の時間をスペインではシエスタと呼び、夜営業の開始が8時からのレストランもしばしば見かけます。
スペインでは友人たちとよくタパスバーに行きました。タパスというのはスペイン風のおつまみのことで、タパスバーではドリンクを1杯頼むとおつまみが1皿ついてきます。現地の人々はお昼からタパスバーでワインやビールを楽しんでいます。ちなみに学校のカフェテリアでも学生がビールを飲んで談笑している姿が見られ、日本では見られない光景に驚きました。スペインでは厳しい制限があちこちにある訳ではなく、ゆったりした環境の中でゆっくり時間が過ぎるのを感じることができました。
普段の生活
平日は授業が終わった後に友人たちと図書館に行って自習をしたり、公園でのんびりしたりして過ごしました。毎週木曜日にはフラットメイトとディナーをするのが恒例でした。それぞれ異なるバックグラウンドを持つフラットメイトたちと順番に自国の料理を作り合いました。最初はスペイン語の会話に全くついていくことができませんでしたが、学期末までにはなんとなく会話の内容が掴めるようになり達成感を感じました。
キャンパスライフ
授業を受ける中で印象的だったのが学生の積極性です。大講義であっても学生たちが積極的に手を挙げて発言する姿は日本ではあまりない光景なので驚きました。私が毎回楽しみにしていた授業がアルカリングアと呼ばれるスペイン語の授業です。オールスパニッシュでレベルは高いですが、少人数授業なので質問がしやすく、楽しくスペイン語を学習することができました。アルカラ大学に留学する予定の方にはぜひオススメしたい授業です。
自己成長
この留学は自立という意味でとてもいい経験になったと思います。住居がない状況で渡航し現地の不動産屋さんに駆け込んでシェアフラットを見つけたり、言葉が通じず知っている人が誰もいない土地で新しい人間関係を構築したりした経験は、日本国内ではできない貴重な経験でした。また明るく陽気で、はっきり物を言い、愛情表現をする、日本人と対照的と言っていいような国民性を持つスペインの人々と関わっていく中で、自分の国の文化や自分の人生について見つめ直すきっかけも持つことができたと思います。

▼私の留学日程表
2021年 4 月 | 経営学部国際経営学科へ入学 |
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2022年11月 | アルカラ大学へ留学の面接選考 |
2023年5月 | ビザ取得等の各種準備 |
2023年9月 | スペイン・アルカラ大学へ出発 |
2024年2月 | 日本へ帰国。経営学の専門知識の構築のため勉強に励む。 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
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