BSA Ⅱ タマサート大学ビジネススクール
E24-3_BSAⅡ・タマサート大学ビジネススクール
立命館大学 経営学部国際経営学科
両親の仕事の関係で幼少期に数年間アメリカで生活。これを機に英語や異文化共生に興味を持つ。大学では、自身の英語の能力を伸ばし、加えて、マーケティング分野の学習を進めるため、2回生の後期からタイのタマサート大学ビジネススクールに留学する。帰国後は、国際マーケティングを専攻するゼミに入り、将来世界をフィールドに活躍できるマーケターになることを目指している。
タイ生活での挑戦と成長
私にとって、今回のタマサート大学ビジネススクールでの留学は、多くの挑戦と発見に満ちた貴重な経験となりました。これまで欧米圏に住む機会はありましたが、新たに東南アジアというゆかりの無い土地で生活する中で、文化、言語、生活様式の違いに直面し、最初は順応するのに四苦八苦しました。特に、日本との価値観や日常生活のギャップに驚き、戸惑うことも多々ありました。しかし、現地で知り合った友人や他の留学生たちの助けを受けながら新しい環境に少しずつ馴染むことができました。この過程で「異文化を受け入れ、適応する力」の大切さを実感しました。
また、他の留学生との英語力の差に愕然としたのも忘れられない出来事です。授業では、限られた時間で自身が考えるタイでの新事業を企画し、プレゼンを行う課題がありました。その中で、柔軟な発想力や相手を引き込むスピーキング力の差を痛感しました。特に、他の学生たちが条件を的確に捉え、説得力のある発表をする姿に最初は圧倒されましたが、回数を重ねる中で優秀な学生の方法を観察し、自分なりにアレンジして取り入れることで改善を図りました。その結果、留学生唯一のアジア人として存在感を発揮し、弱みを強みに変える成功体験を得ることができました。
さらに、東南アジア周辺国(カンボジア、ベトナム、ラオス)を旅する中で、現地の人々や同じく旅をしているバックパッカーと出会い、多くの刺激を受けました。東南アジアでは国ごとに文化的な特徴が異なり、それぞれの国の歴史的、文化的背景が街並みや人々の雰囲気に反映されていることを体感しました。また、旅の中で投資信託会社を経営している方や、ノマドワーカーとして場所を問わず働いているワイン販売のオーナー、医療後進国での支援を目指している他大学の学生など、さまざまな背景を持つ人々と話す機会に恵まれました。それぞれの話を聞く中で、自分のキャリアの可能性や人生の選択肢が広がり、今後の方向性を考える、良いきっかけとなりました。
この留学を通じて、異文化への適応力、困難を克服する力、そして将来を見据えた広い視野を身につけることができたと感じています。これらの経験は、これまでの生活だけでは得ることができなかった知見を私に与え、自分が海外進出する具体的な理想像を描くことができるようになりました。この貴重な経験を活かし、異なる価値観を受け入れながら柔軟に対応し、国際的な場で活躍できる人材へと成長していきたいと考えています。

▼私の留学日程表
2023年4月 | 経営学部国際系学科へ入学 |
---|---|
2023年10月 | BSAⅡプログラムへの参加準備を始める |
2023年11月 | タマサート大学へ留学の面接選考 |
2024年5月 | ビザ取得等の各種準備 |
2024年8月 | タイ・タマサート大学へ出発 |
2025年1月 | 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
---|---|---|---|
月曜日 |
|
|
|
火曜日 |
|
|
|
水曜日 |
|
|
|
木曜日 |
|
|
|
金曜日 |
|
|
|
週末 |
|
|
|