BSA Ⅰ 蘇州大学
熊野 亜佑美さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2019年4月入学
2019年4月に立命館大学経営学部に入学。
今まで留学経験がなかったが、留学をしてみたいと考えていたとき、BSAのプログラムを知る。大学生になってから、第二言語で中国語の履修を始めたことと、高校の時からアジア経済に興味を持っていたことの二つが理由で、このBSAⅠプログラムに申し込むことを決意。帰国後は、中国への留学経験を活かし、他の国への留学も視野に色々なことを吸収中。最近力を入れていることは留学生への支援活動で、TISAという団体の活動を通し、グローバルな人間になろうと日々精進している。
新しい発見を!
今回の中国留学は本当に毎日が刺激でした。平日は7時半に起き、学校に向かい、みんなで中国語の授業を受けました。大学生の夏休みとは思えないほど規則正しい生活を送ることが出来ました。昼ご飯は学校の食堂でご飯を食べました。値段は安い上に、量がとても多く、毎日おなかがいっぱいでした。午後からは日によって違いましたが、経済の授業を受けたり、企業訪問しに行ったりなど、とても充実した内容でした。私たちの寮にはキッチンがなかったので、いつもご飯を近くのお店に食べに行くか、少し疲れた日にはルームメイトと大学の購買にカップラーメンなどを買いに行くなどもしました。外食といっても、外食は高くても500円程度のため、非常に安く抑えられます。購買には日本にはない飲み物、食べ物があり、毎日それを開拓するのが本当に楽しかったです。
週末は中国の学生サポーターの方に有名な観光スポットを案内してもらったり、ルームメイトと二人で、バスを使って、あてもなく旅してみたりと、毎日が新鮮でした。私は海外旅行が初めてでしたし、一ヶ月間の共同生活も初めてでした。私もルームメイトも中国語を全く話せない状態で中国に行ったので、食事の注文の際は店員さんとは常にジェスチャーで会話していましたし、メニュー表は読めないので、写真を見て美味しそうなものを選んでいました。日本語だけでなく、英語もほぼ通じない状態でしたが、中国の人はみんな優しかったですし、『分からないなりにどうにかしなきゃいけない』という気持ちが、この留学で私に勇気や行動力を与えてくれたと思います。日常で使用する基本的な中国語は4週間暮らしていたら気が付いたら体に染みついており、留学したら語学スキルが伸びると言われている理由を身をもって体験することが出来ました。一番印象的だったことは夜の上海タワーをルームメイトと二人だけで見に行ったことです。上海タワーまでは電車を使う必要があり、駅なども自分たちで探したりするのは本当に大変でしたが、中国人学生さんの助けを借りずに自分たちだけでやろうとしたことは、自分自身を成長させることが出来たポイントだと思います。上海タワーの夜景スポットには、夏休みということもあってか、驚くべき数の中国人と観光客でいっぱいで、中国のスケールの大きさを感じ取ることが出来ました。
留学へ行く前は本当に不安なことも多く、リーダーという立場から、『もし自分がしっかりまとめられなかったらどうしよう』 という心配からストレスもありましたが、今ではやり遂げたことに達成感を感じています。今回の留学では1回生から4回生までの計13名が参加していて、今回の留学がなかったら、同じ経営学部でも一生関わることのなかったメンバーでしたが、毎日一緒に過ごしていくことで、仲も良くなりました。夜中にみんなでトランプしたり、変わったお菓子を食べたりと、昼間はちゃんと勉強しているのに、毎日が修学旅行のようで、とても楽しかったです。
今、留学を考えている人、中国ってどんな国なのか気になる人、中国に行ってみたい人、少しでもその気持ちがあれば、是非考えてみて下さい!ちょっとのそのきっかけで、中国に対する見方も、自分の考え方も行動力も、180度変わるし、変えることが出来ます。現在大学で中国語を学んでいる私ですが、日本に戻ってきてから、中国人の友達が増えたこともあってか、中国語に対する取り組み方のモチベーションも上がった気がします。とにかく良いこと尽くしの留学経験、参加することが出来て本当に良かったです!
▼私の留学日程表
2019年4月 | 経営学部国際経営学科へ入学 |
---|---|
2019年5月 | BSAⅠ中国コースへ応募・選考・派遣決定 |
2019年7月 | 事前講義・結団式 |
2019年8月 | 留学開始 |
2019年9月 | 帰国 |
2019年10月~ | 経営学の知識を深め、日々精進中 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
---|---|---|---|
月曜日 |
|
|
|
火曜日 |
|
|
|
水曜日 |
|
|
|
木曜日 |
|
|
|
金曜日 |
|
|
|
週末 |
|
|
|