BSA Ⅰ 蘇州大学
安井 魁星さん
立命館大学 経営学部経営学科 2017年4月入学
私は高校生の時から英語圏での留学について少し興味があったが、勇気が出ずに挑戦しないでいた。また、大学入学後も大学生のうちに留学するとは思っていなかったが、1回生終了後の春季休暇に思い切って中国に短期留学をして大学生活が一変する。留学する前までは中国に対して偏見を持っていたが、留学中に想像もしなかった中国の魅力や文化の違いに気づくことができ、中国についてより学びたいとの思いでBSAⅠに参加する。
大学生活2度目の中国留学
4週間を振り返って
この4週間を通じて様々なことを学びました。まずは物価の違いです。アイスクリームを学校のスーパーで買おうとしたら大体3〜4元(約50〜70円)、また食堂へ行ってみたら中華まんが1〜1.5元(約30円)、地下鉄を乗るにも大体50円と日本では考えられないほど物価が安かったです。
食についても学ぶことがありました。1回生時に中国の南部の四川というところに留学した際は現地の食べ物はほとんどがとても辛かったです。蘇州は東部に位置しているのですが、蘇州の食べ物は比較的甘くて、中国の国内だけでこんなにも食の味付けが違うのだと実際に体験することができました。
そのほかにも蘇州は毎日夜景が綺麗だったり、日本では飲めないようなジュースやタピオカを飲むことができたりと、とても刺激的な4週間でした。
BSAI・中国の魅力
このプログラムの魅力は、実際に中国の企業に訪問し、現在も成長を続ける中国の経済について学ぶことができる点です。企業訪問では現地で実際に働かれている日本人の方にもお話を聞けるので、将来海外で働きたいと考えている人にはとても価値のある体験になります。また中国語を学んだことのない人でも基本的な中国語を習得することができます。そして、メディアを通さない真の中国を実際に自分の目で見て、実際に文化や現地の人々と交流が出来ることも大きな魅力です。長期留学に迷いのある人にはまず短期留学をしてみるのもいいと思います。経営学部独自のプログラムということで、今回は1〜4回生の全回生が参加していたのですが、毎日共に生活することで回生の隔たりを感じることなく親睦を深められ、様々な意見を交換することができました。また、自由行動の時間もあるので中国の世界遺産を何ヶ所も回ることができるし、日本にはないようなとても大きなショッピングセンターで買い物をすることもできます。しかも6単位も取得することができます。
簡単にまとめると、中国について学べる、観光できる、さらに単位もついてくるプログラムで、日本では経験することのできないような充実した1ヶ月を過ごせます。
留学についてアドバイス
2015年度は5名、2017年度は11名だったこのプログラムも今年度は27名も参加しました。それほど年々中国に対して興味を持っている人が増えてきていて、お互いを高め合える仲間に出会うチャンスがあるということです。中国に興味のある人、留学について悩んでいる人は是非チャレンジしてほしいです。留学を通じて必ず得られるものがあります。
まだまだこのプログラムの魅力を伝えたいですがこれだけははっきり言えます。実際に自分の目で見ないと分からない魅力や想像のつかないことがたくさんあるということです。私はこの留学を通じてBSAⅡ(半年間)の交換留学に応募することを決めました。またこのプログラムに参加していた1回生の方はBSAⅣ1.5年(1年半の交換留学プログラム)に参加すると聞きました。これからの大学生活の可能性を広げるため、留学に参加してみてはいかがでしょうか。
▼私の留学日程表
2017年4月 | 立命館大学経営学部経営学科入学 2言語コース(英語・中国語)受講 |
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2017年11月 | 中国語検定準4級受験、合格 |
2018年3月 | 異文化理解セミナー 中国/四川外国語大学(3週間)に参加 新HSK3級 受験 |
2018年4月 | BSAⅠ募集ガイダンス |
2018年7月 | 事前講義・結団式 |
2018年8月 | 蘇州大学(1ヶ月間)留学 |
2018年11月 | BSAⅡに応募 中国語検定3級受験 |
2019年8月 | 中国/大連外国語大学(半年間)留学予定 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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