BSA Ⅱ ストラスブール大学
小糸 つぐみさん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2016年4月入学
英語を勉強し始めた中学生時代から英語が好きで、留学を夢見る。英語に力を入れている立命館宇治高等学校に入学するも普通コースであったので、大学で留学をするために知識をたくわえる。大学入学後、第二外国語としてフランス語を学び始め、それがきっかけで今回のBSAⅡストラスブール大学への留学を決める。初めての長期留学に苦戦しながらも全力で楽しみ、帰国後も衰えない耐えに勉学を続けている。
初めての長期留学in Europe
私は英語を学び始めた頃から、留学に行く事が夢でした。大学に入学してから第二外国語としてフランス語を新たに学びその魅力にはまり、経営の知識も英語とフランス語の知識も深められるEMストラスブールへの留学を決めました。
いざ行くとなると初めての長期海外留学であり、そもそも一人暮らしをすること自体が初めてで勉学以外の不安も大きかったです。VISAの手続き、現地での部屋探しなど、行く前から苦戦の日々でした。しかし、このおかげで自分でよく考えて行動するという当たり前の様で意外と出来ていなかった部分が鍛えられました。
ストラスブールは予想よりもはるかに穏やかでとても過ごしやすい街でした。ルームシェア生活は毎日が楽しくルームメイトのフランス人とは一緒に料理をしたり、フランス語の勉強を手伝ってもらったり、他愛もない事からまじめな話までをする中で、本には載っていない日常の「生きた」会話を体験することができました。30分ほど歩くと、ノートルダム大聖堂がある市内に着きます。日曜日は大抵のお店は閉まっているのですが、朝にお気に入りのパン屋さんにパンを買いに行く事、道端で急に始まるジャズパフォーマンスに足を止める事が日曜日の習慣でした。忘れてはいけないのが11月末から1ヶ月間開催される大規模なクリスマスマーケットです。ノートルダム大聖堂とイルミネーションを背景にして飲むホットワインは最高でした。
授業においては、世界中から集まった学生達とグループワークやディスカッション、プレゼンテーションをしました。時には円滑に話し合いが進まなかったり、自分の英語力や知識不足によりついていく事が出来なかったりしましたが、この挫折のおかげで「なんの!」と食らいつく度胸がよりついたと思います。また、週に1度のフランス語の授業に関してはクラスメ―トのレベルが目に見えて高く、最初は先生の言っていることを理解するのがやっとで色々と苦労しました。4ヶ月という短い留学期間でしたが、ルームメイトの助けもあり、今は少し自分の意見を伝えられる様になりましたし、日本でも出来る事が見つけられたので良い機会だったと思います。そして何よりも、この1セメスターで「アウトプット」の重要さに気づく事が出来、挫折しそうになる時ほど自分の成長の時だと考え行動に移す事が出来る様になりました。言語の勉強はやればやるほど面白くなっていくので、これからも楽しみながら継続していこうと考えています。また、このヨーロッパへの留学の楽しみの1つとして、秋休みなどの長期休暇や週末を利用して、日帰りや泊りがけなど、様々な国を訪れました。多くの国をその目で見て実際に日本を他の国と比べ、どこが違うのか、どう見られているのか、他国を参考にするべきポイントは何か、など日本を客観的に見る事ができ、理解を深めるチャンスでもありました。
今回の留学において、自分が思ってもいなかった気付きがあったり、自分自身を見つめなおす時間が多くあったのも日本とは違った環境にいたことで得られた結果だと思います。この経験から得られたものを今後これから終盤である卒業論文だけでなく一人の人間として成長する糧としていきたいと思います。
▼私の留学日程表
2016年4月 | 経営学部国際経営学科に入学 |
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2017年6月 | 短期留学プログラムへの応募 BSAⅡのプログラムへの応募 |
2017年8月 | 短期留学の事前講習が始まる |
2018年2月 | アメリカ ニュージャージー州 ラトガーズ大学に留学 |
2018年9月 | フランス ストラスブール大学に留学 |
2018年12月 | 帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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