BSA Ⅱ 大連外国語大学
安井 魁星さん
立命館大学 経営学部経営学科 2017年4月入学
高校時代に留学生活に憧れを抱く。自分のアルバイト代で留学することが一つの夢だったため、高校時代には叶わず、大学一回生の春休みに初めて3週間中国四川へ留学。その後、2回生の夏休み一ヶ月間中国蘇州へ留学。日本人だけの留学以外にも挑戦したいと思うようになり2019年9月から大連外国語大学へ留学。「留学中にHSK5級取得」を目標に掲げる。
大学生活4度目の中国
新たなスタート
「留学中に困ることなんてないだろう。」そう思って出発した私ですが、約4ヶ月の留学生活を振り返ってみると銀行開設、入学手続き、日々の学習面など、様々な人の助けをもらい無事に留学生活を終えることができました。留学は今まで2回経験したことがあったので、カルチャーショックを受けるということは全くなかったのですが、過去の留学とは異なり日本語でサポートしてくれる先生がいなかったため、自力で解決する必要がありました。初めの1週間で生活に必要なものを揃え、授業が始まりました。私のクラスだけ偶然日本人が一人だけだったのですが、そのおかげで私の課題であったスピーキング能力とリスニング能力を向上させることができました。日本で中国語を学習していた時もリスニングとスピーキングだけは授業内では微々たる向上でしたが留学中の普段の生活を通じて習得することができました。もし、クラスに日本人がたくさんいたら成果は少なかったに違いないと思います。
大連という場所
私は留学するまで大連はとても小さな街で、寒い、親日という印象しか持っていませんでした。実際行ってみると、方言が強い面や、比較的親切な中国人の方が多いという印象を受けました。また、ロシアと韓国に近い位置に存在するため、ロシア人と韓国人の留学生の割合が今までの留学時よりも多いように感じました。メディアでは日韓関係がよくないといった報道がされているけれど留学生はそのような感情を一切持っておらず、たくさんの韓国人と親しくなり、日本帰国後に韓国で会う計画もできました。今までは韓国に行きたいと思ったこともなかったのですが、このような関係を築くことができたのは大連で留学をしたことによるものだと思っています。
この留学生活を通じて
私は三回生の秋学期を利用して留学をしました。大学生活最後のチャンスという反面、正直就活や現地での生活に多少の不安を抱えて、留学をするか非常に迷いました。留学書類締め切りまで迷っていたのが最近のように鮮明に覚えています。しかし、最終的に留学しようという決断に至ったのは「行かずに後悔より行って後悔しよう。」という覚悟ができたからです。その結果、現地で思い切って自分のしたいこと、学びたいことを目一杯することができ、本当に行ってよかったです。行っていなかったら確実に後悔していたと思います。私は大連外国語大学で過ごした約4ヶ月半かけがえのない思い出、友達、学習をすることができました。もし、悩んでいる人は何にでも相談に乗るのでいつでも尋ねてください。
▼私の留学日程表
2017年4月 | 立命館大学経営学部経営学科入学 2言語コース(英語・中国語)受講 |
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2017年11月 | 中国語検定準4級受験、合格 |
2018年3月 | 異文化理解セミナー 四川外国語大学(3週間)参加 HSK3級受験、合格 |
2018年4月 | BSAガイダンス |
2018年7月 | 事前講義・結団式 |
2018年8月 | 蘇州大学(1か月)留学 |
2018年11月 | BSAⅡ大連外国語大学応募 中国語検定3級受験、合格 |
2019年8月 | 大連外国語大学(半年間)留学 |
2019年12月 | HSK5級受験、合格 帰国後中国語検定2級取得を目指し勉強 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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