BSA Ⅳ レディング大学
山田 嵩さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2016年4月入学
幼少期の4年間をアメリカで過ごし、海外での生活に興味を持つ。幼少期に習得した英語力を保つ為、日本へ帰国後も英会話教室や、英語教育の充実した学校へ通う。中学生時にニュージーランドでホームステイを経験し、大学で留学に応募することを決意する。英語力を伸ばすため、英語圏への留学を希望し、イギリスへの留学に至る。
自分を大きく変えたイギリス留学
本プログラムを通して、自分は様々な面において成長できたと思います。このプログラムを総合的に見ると、過去に習った理論などをさらに実践的にどういかせるかなどといった、より発展的なステージで物事を考える良い機会になったと思います。そして、レディングでの学びの環境は非常に自分の理想に近いものでした。まず、そう考えさせられた理由は、教育のシステムと内容にあると思います。レディング大学のIFPでは立命館のように、1週間に計14科目ほど、それぞれ90分全く別の科目を学ぶシステムとは異なっていました。基本的に科目は4つで、1週間に計14授業ほど、それぞれ授業時間は50分でした。つまり、1週間の授業のコマ数は同じですが、授業を受ける時間と科目の種類が少ないのです。これによって生徒はより予習や復習の時間をとることができていました。そして自分にとって非常に合っていると感じたのは、1週間の間に同じ科目が複数回、別々の日にあることです。そのため、仮に予習や復習ができなくても自然と頭に定着しやすくなっていました。そして受け身の授業だけでなく、Seminar、Tutorialなどと少人数形式の異なる形態の授業も行なっていたため、より濃い内容の授業を受けることができました。
春季タームではグループワークが増え、特に経営の授業での取り組みは忘れられません。マーケティングプロジェクトの課題で、センター街にあるお店のマーケティング調査を行うというものでした。そのマーケティング調査をする際の着目点などは、その直前に習った理論などを参考にして、それらを反映させて顧客のデータを集めていくものでした。こうして実験的に経営の理論を利用してデータを見るのは初めてで、非常に楽しく取り組むことができました。そこで苦労したのは、メンバー間のモチベーションの差でした。全員がという訳ではありませんが、課題に対する姿勢は文化背景によって大きく差があるように感じ、ほぼ全てのグループが必ず1人は貢献度0%の人がいたりと、グループワークやリーダーシップのスキルが求められる課題でした。
留学生活中は本当に沢山の人との関わりを大切にできたと感じています。タームが始まってすぐ、バンドサークルやテニスクラブに所属して、授業で一緒になる生徒以外の人との関わりも増やすことができました。そして、自分の趣味の音楽がきっかけで、IFPで初の、生徒が特技を披露するタレントショーが開催されました。そこではメインパフォーマーとして会場を盛り上げることができ、IFP以外の人たちなども誘うことができ、面白いイベントを生み出すことができ満足しています。
たったの半年間でしたが、沢山の人と触れ合い、非常に出会いや環境を大切にできた素敵な留学生活だった思います。今後もこの半年間で学んだことをいかして、より良い大学生活を送りたいと思います。
▼私の留学日程表
2016年4月 | 経営学部国際経営学科へ入学 |
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2016年11月 | レディング大学への留学面接選考 |
2017年5月 | レディング大学入学手続きなどの準備 |
2017年9月 | レディング大学へ出発 |
2018年3月 | 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
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