BSA Ⅳ レディング大学
板津 早紀さん
立命館大学 経営学部国際経営学科 2014年4月入学
中学の頃、洋楽を聞いていた影響で海外に興味をもち、留学して海外の文化について知りたいと考え、留学を検討するようになる。また、父親の影響でビジネスについて関心をもつようになり、大学は英語が必修で、なおかつ経営を学ぶことができるところ、そして留学制度が整っているところを選び、立命館大学経営学部の国際経営学科への入学を決める。大学では、2回生後期に海外のビジネスや経済学を学ぶためにイギリスのレディング大学に渡航する。帰国後は留学生支援の団体に所属し、経営学部に来る留学生たちの生活を支援する活動に参加している。
学びと成長
私はレディング大学に留学するまで海外に長期滞在したことがなかったので、渡航前は不安でいっぱいでした。しかし、実際に現地で生活していると、渡航前に考えていた不安は大したものではなかったと実感しました。
私が渡航した時期は正規の学生が休暇中だったので、大学内がとても静かでした。9月に入り、正規科目が始まると学生の活動も活発になり、大学の公式ソサエティーのメンバーの募集も行われていました。私は留学中に勉強以外の何かで一生懸命になれる場所が欲しかったので、中学・高校と続けていたバスケをしようと決めバスケットボールのソサエティーに参加することにしました。始めはコミュニケーションがうまく取れず、プレー中に悔しい思いをすることは多々ありましたが、チームメイトの動きを見たり、コーチの使う言葉を真似して使ってみたり、自分なりに工夫して練習に取り組みました。最終的には、試合でスタートメンバーとして起用されるようになり、留学中の良い思い出になったと共に、自信につながったと考えています。
学習面では、授業が本格化すると共に、グループワークが増え、クラスメイトと作業する時間が増えていきました。そのグループワークを通して、国や育った環境ごとに勉強に対する姿勢が違うことも分かりました。特に中東の国から来ている女の子たちは勉強家で、見習うべきところが多くあり、勉強できることが当たり前ではないことが、その子たちの姿勢から学ぶことができました。そして、私が受講していた授業にはSurgery hourといって、講義の時間とは別に時間が設けられており、わからないことがあったら、先生に質問や相談しに行くことができました。授業中に消化できなかった問題を後で聞きに行くことが出来たのは、英語で理解するのに時間がかかった私にとって、とても良い制度だったと感じています。
今回の留学を終えて、振り返ってみると、以前よりも精神面が強くなったと感じています。何事もポジティブに捉え、考えたらすぐ行動に移すことができるようになりました。留学先では、誘ってもらうのを待つよりも、自ら考えて行動することが多かったので、「なんとかなるだろう」「自分なら、なんとかしていけるだろう」という考え方をもって物事に取り組むようにしていました。また、この考えをもって様々な経験を積むうちに、英語を使用する頻度も増え、結果的に英語に対して少し自信がついたと考えています。英語という言語のおかげで自分のコミュニケーション手段が増え、様々な国の友達が増えていくのがとても楽しいと感じています。現在所属している経営学部のSKPの留学生支援の活動にも生かされています。
この留学で得た自信やポジティブな思考を、今後の活動に生かしていきたいと考えています。
▼私の留学日程表
2014年4月 | 立命館大学経営学部国際経営学科 入学 |
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2014年8月 | 留学のための学習を始める |
2014年11月 | 留学志望理由書出願 |
2014年12月 | 留学志望者合否発表 |
2015年5月 | 寮の確保・ビザの準備 |
2015年8月 | イギリス・レディング大学へ渡航 |
2016年3月 | 帰国 |
2016年9月 | 経営学部のSKP生バディとして留学生の支援活動を開始する |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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