BSA Ⅳ レディング大学
木俣 俊祐さん
立命館大学 経営学部経営学科 2013年4月入学
幼少時代から親の仕事の関係で海外へ。小学4年生の時にメキシコでインターナショナルスクールに通い、本格的に英語の勉強を始めた。中学のときにラグビーを始め、高校ではニュージーランドに1年間留学。そこで初めて経営学を学び、経営学に興味を持つようになった。大学では、3回生の後期から経営学を英語で学ぶため、また夢である国際ラグビーレフリーのためイングランドへ留学。帰国後は、体育会ラグビー部に戻り、夢を叶えるため、又、更なる専門知識の構築に日々励んでいる。
基礎と思い出と夢
留学前は、レディング大学への留学中にしっかり学習し、英語力を向上させることができるのかなど多くの心配事がありました。
しかし、最初の一か月間のIFLPの授業で自分の英語力を磨くことができるという事が分かりました。授業内容は、文法や単語など基礎的なものでしたが、私には必要なものだったので、自分が思っていた以上の発見や授業の楽しさがありました。クラスのメンバーや優しい先生方にも恵まれ、最初の一ヶ月は、特に楽しく、学習することが出来ました。
それから、一般授業も始まり、論文の書き方や英語での経営学を学びました。また、三つの英語の授業では、少し似た内容が出たりするため、一方の授業の復習などを行い、学んだことをしっかり身に付けることができました。特に日本ではあまり習わない論文の書き方を集中的に学びました。課題も重なって出ることもあり、時間のない中で上手く時間を見つけ、課題をこなさなければいけないなどの困難もありましたが、それが自分のモチベーションになり、集中して取り組むことが出来ました。学習面では、基礎の大切さ、時間管理の大切さを感じました。
私生活では、一緒に住む寮の友達がほとんどイギリス人で、大学の外でも英語で話す時間が多く、優しい彼らのおかげで、私生活も楽しむことができました。よく一緒にご飯を作ったり、出掛けたり、パーティーしりたりなど忘れられない思い出となりました。この留学で一番思い出深いのは、彼らと私の誕生日にパーティーをしたことです。帰国の時にはみんなで泣いたことなど、忘れられない思い出がたくさんあります。
また、週末などの授業外では、日本でラグビーのレフリーをしているので、現地でもレフリー活動を行いました。そこでは、大学の試合や日本での試合とは違い、試合中でのクイックな発言、受け答えなと、違った会話方法をすることができました。約30試合を担当し、歳下であったり、40代の歳上の選手たちの試合なども担当し、様々な経験を積むことができました。試合後の監督陣との会話は、特に難しかったです。試合後で疲れているときに相手の意見や考えを聞きながら会話をするのは、現地でしか経験できないものだと思いました。帰国前には、楽しく世間話もできるようになり、一歩前進できたなと思っています。英語でのレフリーイングと会話は、今後の私の夢に繋がるものだと感じました。
今後は、英語の勉強を継続し、日本語で経営学を専門的に学び、部活と両立していきたいと思います。また、今回の経験を忘れず、この経験を生かせる場を探しながら、国際ラグビーレフリーになるという夢を叶えるためこれからも努力し続けます。
▼私の留学日程表
2013年4月 | 立命館大学 入学 |
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2013年8月 | BSA IVの留学参加準備を始める |
2013年11月 | レディング大学へ留学の選考 |
2014年5月 | ビザ取得等の各種準備 |
2014年8月 | イングランドへ出発 |
2015年4月帰国 | 専門知識の構築のため勉強に励む。 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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