BSA Ⅳ エセムビジネススクール
【エセムビジネススクール】2015年度の留学体験記(⼩川結華さん)
立命館大学 経営学部国際経営学科 2014年4月入学
家族旅行やバレエを通して海外に行くことが多く、海外に興味を持つ。高校生の時に1年間カナダに留学し、大学では興味がある経営学について学びたいと考え、2回生の後期からフランスのESCEM Business Schoolに留学し、フランス語を修得することを目標にした。帰国後は、フランスで身につけたことを生かして様々なことにチャレンジしていきたい。
自分自身成長へのカギ
日本を旅立ち、期待と不安が混ざった気持ちを抱きながらパリのシャルルドゴール空港に到着しました。私の留学先のESCEM Business SchoolはPoitiersという小さな街にあります。Poitiersに向かう電車で困っているとおじさんが助けてくれ、不安が一気にとんでいったことを今でもはっきりと覚えています。Poitiersの駅に降り立った時に、歴史あるフランスらしい街並みを見て、これから始まるフランス留学にわくわくしました。しかし、いざ生活を始めてみると簡単ではなく、想像していた以上に大きな言葉の壁にぶつかりました。OFIIやCAFなどフランス留学には欠かせない手続きでさえ大変で、言葉や文化の違いに何度もくじけそうになりました。しかし、そういったことを自分なりに受け入れ、理解することによりフランス生活を楽しめるようになりました。最初は全く理解できなかったフランス語も少しずつ分かるようになり、フランス人とコミュニケーションを取ることが苦ではなくなっていっていることが実感でき、とても嬉しかったです。
学校の授業は英語で受け、週に1回だけフランス語の授業がありました。ビジネススクールということもあり、授業のほとんどがビジネスについてでしたが、日本で学ぶ経営学とは違い、ヨーロッパ目線での授業は新鮮でとてもおもしろかったです。また、ほとんどの授業でグループワークやワークショップがありました。 クラスのほとんどがさまざまな国から来ている留学生だったので、グループワークで話し合う時に、違った考え方や意見を聞くことができ、すごく勉強になり、おもしろいディスカッションが多かったです。また、実際にあった事例を使ってその場合はどうするべきなのかということを考えたり、自らビジネスを考えるといった授業がありました。日本では、教授の話を聞くだけといった受け身の授業が多いですが、自ら考えることにより、学んだことを身につけることができました。ビジネス以外にも、フランス文化やEUについての授業もあり、普段学ぶ機会が少ない話題について学習することができ、ヨーロッパを身近に感じることができました。フランス語の授業では、日常生活で使えるフランス語を学びました。学んだことをすぐ日常で使えることが、フランス語に限らず、留学の特徴かなと思います。
今回の留学では、たくさんの思い出を作ることができ、今一つ一つ思い出してみると、うれしかった出来事や感動した出来事がたくさんありました。しかし、良い思い出ばかりではありません。本当に大変で、辛かった経験や思い出も、同じ分だけありました。しかし、全ての思い出があったからこそ、フランスでの経験は私の一生の宝物になりました。何度も壁にぶつかり、乗り越えていくことにより大きく成長できたと感じています。経営学や英語、フランス語といった知識やスキルはもちろん身につきました。しかしそれだけでなく、留学をすることにより、新しい経験が出来たことが私にとってとてもプラスの経験になりました。ずっと繋がっていたいと思えるたくさんの仲間にも出会うことができました。留学先での全ての出会いに感謝をし、その出会いをこれからも大切にしていきたいです。
留学が最終目標ではないので、帰国した今から次の目標に向かって前進していきたいです。
▼私の留学日程表
2014年4月 | 立命館大学経営学部国際経営学科へ入学 |
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2014年8月 | TOEFL iBT®テストに向けて勉強を始める(夏季CLA講座に参加) |
2014年9月 | TOEFL iBT®テスト目標点数を取得 |
2014年10月 | 留学へ向けて、志望理由書の作成や面接開始。 |
2015年2月 | ハワイ大学へ1ヶ月間短期留学 |
2015年5月 | ビザ取得や書類提出などの準備 |
2015年8月 | フランスへ出発 |
2016年5月 | 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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