BSA Ⅲ HIA（アメリカ）

海外で働き生活すること。

徐々に慣れて、希望の業務にも携わる

私がBSAⅢで研修先として行ったところは、アメリカのサンディエゴにあるCarton Oaks Golf ClubというLodgeやBar&Grillがあるゴルフ場です。そこで5週間わたしはOutside ServiceとBar&GrillとOfficeの3ヶ所で働きました。いろんな仕事を体験してみたいと思い2週間目まで午前中はOutside Serviceで働き、午後からはBar&Grillで働きました。はじめは環境にも仕事にも慣れることで大変でしたが、2週間目からは作業的な仕事のなかで何か効率化できる方法はないのかなどを常に考えながら仕事をすすめていきました。まずOutside Serviceというところではカートの洗車やカートの整列、Golf rangeのゴルフボールの回収などを行いました。Bar&Grillではウェイターとして料理、ドリンクの提供やお客さんの注文をとり、またバーテンダーとしても働きました。3週間目からは私の希望を聞いていただき、結果としてなにか形に残るような仕事ということで、マーケティングリサーチの仕事をやらせてもらいました。午前中は主にオフィスでマーケティングリサーチの仕事をし、午後からはBar&Grillで働きました。マーケティングリサーチの仕事では、目的を定めてからインターネットや外部とのメールや電話でのやり取りを進めていきました。特に電話でのやり取りでは、初めは相手に自分の言いたい事をうまく伝えることができませんでしたが、何度も諦めずに挑戦することで自分の求めている情報を聞き出すこともできるようになりました。あまり時間の無いなかで、どのように進めていけば役に立つ資料を作ることができるかを上司の人たちにアドバイスをもらいながら資料を作成していきました。そして最終的に上司の人に結果を報告することができました。

仕事と余暇を両立し「海外で働く生活」を満喫

Bar&Grillではお客さんとコミュニケーションをする場面が多く、初めはお客さんの話す英語についていけずうまく接客できませんでした。しかし接客の数をこなすうちに以前よりもお客さんの話す英語のスピードにも慣れ、コミュニケーションをとることができました。研修の終盤ではレジを任せてもらえるなどの経験ができました。仕事終わりにはBar&Grillのワイン試飲会に参加させてもらったり、同僚とボウリングに行ったりと仕事以外の時間もお世話になりました。またホームステイ先では素晴らしい環境のなかで、ホストファミリーに買い物や、休日にはビーチや外食にも連れて行ってもらいました。そのなかでサンディエゴには毎週火曜にタコチューズデイといって多くの家庭がタコスを食べに外食をするといった、この地域特有の文化を知ることができました。ホストファミリーと過ごすほかの休日はBSAⅢメンバーとともにビーチに行きサーフィンをしたり、大型の水族館のシーワールドやメキシコ国境付近にあるアウトレットでショッピングをしたりと休日を存分に楽しみました。5週間という間でしたが仕事も遊びも本気で行うことで、海外で働き生活するという経験ができ非常に充実した留学生活を送ることができました。