BSA Ⅲ HIA(アメリカ)
池田 遥香さん
立命館大学 経営学部経営学科・英語コース 2010年4月入学
昔から英語が好きで、高校時代にアメリカからのホームステイを受け入れたことをきっかけに大学入学後に留学することを決心。1回生の時に勉強した簿記に楽しさを覚え、会計ファイナンスコースへ進学。自分の好きな英語を勉強する、また会計の実践的な知識を身につけるためBSAⅢでの留学を決めた。インターンを通して英語力、会計の知識を身に付けたが同時に自分の未熟さを実感し派遣後も両者において知識を増やす努力を続けている。
一生忘れられない思い出ができました!
留学への不安、事前学習を頑張る
大学3回生の夏休みにアメリカに5週間のインターンシップをしに行ってきました。大学で会計を専攻していたことと、自分の限界に挑戦することで成長したいという理由から日本人が一人もいない現地の会計事務所でのインターンシップを自ら希望しました。
私は留学経験がまったくなく、TOEICも自慢できるような点数ではなかったので最初はとても不安でした。面接を通過して最終派遣者として選ばれ、事前講義で一緒に行くメンバーと初めて会った時にも周りは留学経験者や英語ができる人たちばかりで自分が人一倍英語の勉強が足りていないことを実感させられました。現地法人は派遣前の私のTOEICスコアよりも高いスコアが基準となっていたので、英文簿記や専門性の高い英語の勉強をもっと頑張ってしなければと思いましたが、自分が会長を務めていたサークル活動や前期試験の勉強、インターン生としての英語やビジネスマナーの勉強を両立しなければならなかったのでとても苦戦しました。しかし長年の自分の夢であった留学ができることや、現地での生活を想像するととても楽しくて、それを原動力に辛い勉強にも進んで取り組むことができました。
いざアメリカへ行ってみると現地の人はみんな優しくて、勉強して挑んだ甲斐もあり日常会話で英語が通じないということはあまりありませんでした。5週間の期間中は自分から積極的に仕事を探して企業の人と話すように心がけていたので会計の知識や英語はもちろん、パソコンの技術やアメリカの文化もたくさん教えていただくことができました。会計を専攻していたおかげで企業の方の会計の話を理解することができてとても嬉しかったし、自分が勉強したことがどう企業で使われているのかを実際に間近で見ることができたので、日々自分が成長しているのがわかって毎日職場へ行くのが楽しみでした。しかし、自分と同い年の人が会計士として働いているのを見るとまだまだ自分も勉強が足りないと感じました。
考え方が大きく変わった有意義な夏休み
休日は他のメンバーやホストファミリーと一緒にショッピングをしたり、ビーチに行ったり、職場の人と水族館に行ったりもしました。サンディエゴは大きな街で行きたいところもたくさんあったので土日や祝日、近場であれば仕事の後の時間をフル活用して色々な場所に行きました。動き回っていたので疲れましたが、そんなことを忘れてしまうくらい毎日本当に楽しかったです。
この5週間で学んだことは英語や会計はもちろん、それだけではなく色んな人と出会って、話をして、広い視野を持つことでした。それによって物事の考え方が自分の中で大きく変わり、世界が一転しました。文章にするのは難しいですが、BSAⅢに参加したおかげで私はとても貴重で有意義な夏休みを過ごすことができたし、今回の留学で課題も見つかり、より残りの学生生活を有意義に過ごすことができるようになったと思います。
この体験は私にとって一生忘れられない思い出になりました。もし参加するか迷っているようであれば、絶対後悔はしないと思うので勇気を出して必ず参加するべきだと思います。
▼私の留学日程表
2010年4月 | 立命館大学入学 |
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2011年12月 | 来年度のBSA留学プログラムに向けて参加準備を始める |
2012年4月 | BSA留学プログラムの説明会に参加 |
2012年5月 | BSAⅢでの留学を決意。担当の教授に相談して、派遣先として現地法人会計事務所に希望を出す。 |
2012年5月〜7月 | 現地法人でのインターンに付いていけるよう英語や英文簿記など、必要と思われた知識の勉強 |
2012年8月 | サンディエゴに出発 |
2012年9月 | 日本へ帰国 |
▼留学中の生活調査 私の一週間
午前 | 午後 | 夜 | |
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