Vol.8 2019年度派遣の留学生活報告(3回生・藤川紗衣さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

アーヘン応用科学大学ドイツ

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    国際経営学科 3回生

    藤川 紗衣さん

    2019年9月より、アーヘン応用科学大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2019.9.27 報告

    留学スタート

    こんにちは。アーヘン応用科学大学に留学している藤川紗衣です。留学開始から早くも3週間以上が過ぎました。アーヘンは街並みが綺麗で、学生が多く物価も安いため、とても住みやすい街です。思ったよりも英語が通じないことや、寮費に関してのトラブルなどで辛い時もありました。しかし、現地のバディや、仲良くなった留学生達、一緒に来た日本人2人に助けられながら乗り超えることができました。

    今は少し大変だったドイツ語集中講義も終わり、本格的に経営の授業が始まるまでの休暇期間です。ドイツ語集中講義は、8時30分から12時45分まで2週間行われました。ヨーロッパ圏、韓国、台湾、アメリカなどの国々から来た留学生がいて、とても国際色豊かなクラスでした。授業はほとんどドイツ語のみで行われるため、ついていけないと感じることもありましたが、私の寮では私以外ドイツ人の学生しかいないということもあり、少しでもドイツ語を話せるようになりたいという思いがあったため、毎日少し早めに登校し、ドイツ語が少しできる留学生や先生に分からないところを教えてもらううちに、徐々に理解でき、楽しめるようになりました。最近ではドイツ語講座で仲良くなった留学生達と、September Specialというお祭りに参加し、アーヘンからバスで30分ほどのオランダにも訪れました。

    最後に、私は3回生ということもあって、就職活動のことも少し気にしてしまうのが本音です。しかし、今年度から「マイナビ国際派就職」という、留学中の学生がSkypeを通して企業の方と面接ができるという方法を知り、私も挑戦してみようと思っています。なので、この報告書を読んでいて、「3回生からの留学は就職活動のこともあり不安……」と思っている方も、留学しているからこそできる就活の方法もあるので、是非挑戦してみていただきたいです。

    もう半ばです

    2019.11.17 報告

    留学折り返し地点!

    こんにちは。アーヘン応用科学大学に留学中の藤川紗衣です。留学もついに折り返し地点に来ましたが、実感としてはVISAの申請も終わり、やっとドイツの生活に慣れてきたというのが本音です。最近はデュッセルドルフという、ヨーロッパで一番日本企業が多く、日本人街がある街によく訪れています。想像以上に駐在の日本人の方が多く、日本食レストランや書店もあり、とても興味深いです。ちなみに、アーヘンにもアジアンマーケットがあり日本の調味料を簡単に入手できるので、友人とお互いの国の食べ物を作り楽しんでいます。
     
    さて、授業面では、どの授業もスピードが速く、毎週課題が出されるため予習・復習が大変です。本当に様々な国籍の学生がいて、ディスカッションの際には自分では考えられなかったような意見を聞くことができとても興味深いです。また「Supply chain management」という授業では、EU離脱問題やドイツ銀行の経営危機が今後の流通にどう関係するのかを学び、改めてドイツで経営を学んでいるという実感が湧きました。

    生活面では、ドイツはやはりビール大国ということもあり、パーティーやイベントが毎日のように開催され、寮や学校の友達に誘われる機会が多いです。もちろん勉強の息抜きや交流を広げるために参加することは良いことです。しかし、常に留学で実現したいことができているのか振り返りながら、行動することが大事だと実感しています。特にドイツ人には、関西人特有の「行けたら行くわ」は通用しません(笑)。実際に私はそのことで少しトラブルになってしまったので、今後はYes、Noをはっきりと伝えるようにしようと思いました。

    最後に、この報告書を読んでいて、少しでも留学に興味のある方は、SUPや経営学部の留学生バディに是非挑戦していただきたいです。私は春学期にアーヘン応用科学大学から来た、ドイツ人のバディを担当していました。そして、そのドイツ人の学生が、現在私のバディを担当してくれています。私の場合はバディの活動が語学力と留学に対するモチベーションの向上につながったため、経験して良かったと感じています。それでは、残りの留学生活を悔いなく過ごせるよう、今後も頑張りたいと思います。