Vol.3 2018年度派遣の留学生活報告(3回生・原田笑伽さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

アーヘン応用科学大学ドイツ

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    国際経営学科 3回生

    原田 笑伽さん

    2018年3月より、アーヘン応用科学大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2018.4.3 報告

    本授業が始まるまでの1ヶ月

    ドイツに来てから約1ヶ月が経とうとしています。私はドイツ語を話せないので、ドイツに来て最初に大変だったことは住民登録や大学の手続き、保険の証明などでした。でも親切なバディに手伝ってもらって、同じバディを持つ留学生とも仲良くなりました。そして、来てからすぐにドイツ語の短期集中型の授業が始まり、約2週間、毎日270分のドイツ語漬けの生活が始まりました。ドイツ語既習者も多い中で初心者の私がついていくのはかなり大変でしたが、この授業に参加しているのが留学生だけなので一緒に過ごす時間も長く、質問しあったり休憩時間に話したりすることで、セメスターが始まる前に友達ができるとてもいい機会になりました。

    授業内だけでなく授業の後に一緒にご飯を食べに行ったり、週末には交通費が一部無料になるセメスターチケットを使ってドイツ国内で観光に出かけたりもしました。私が行ったのは電車で約40分の所にあるケルンという都市で、有名なゴシック様式のケルン大聖堂を見学したり、ドイツはチョコレートが有名なのでチョコレート工場に行ったり、ドイツ料理のお店に行ってみたりしました。日々の生活では、同じ寮の友達と一緒にご飯を作って食べたり、お互いの国の料理を作りあったりしています。

    4月からは本格的に授業が始まり、課外活動に参加できる機会も増えるので積極的に行動し、充実した留学生活を送れるように努力したいと思います。

    もう半ばです

    2018.5.9 報告

    折り返し地点です!

    ドイツに来てから約2ヶ月、授業が始まって約1ヶ月が経ち、アーヘンでの生活にもかなり慣れてきました。
    アーヘンという場所は少し田舎ではありますが、公園や広場が多く、自然を感じることができ、特にこの季節は日没が20時~21時ぐらいとかなり遅いので、時間の流れがゆっくりな様に感じられます。最近は気温も高くなりとても過ごしやすくなってきたので、休日は友達とピクニックに行ったりBBQをしたりして過ごしています。

    授業が始まってすぐの頃は、一度の授業で進む量が多かったり、英語での授業についていくのは大変だと感じたりしましたが、最近はそれにも慣れてきて友達と助け合って理解を深めることが出来るようになりました。留学して気づいたことは、授業内で使う用語の意味が分からなかったりすると、内容を理解するのに更に時間がかかってしまうので、留学前に勉強していればしているほど留学生活を有意義に過ごすことが出来るのではないかということです。ただ、大学外では英語が通じないときもあり、覚えたてのドイツ語でコミュニケーションを取らなければならない時があったりして戸惑うことが多々あります。

    4月は日本ではお花見の季節で、ドイツのボンという都市にも桜並木があるということで見に行きました。日本の桜より濃いピンク色の八重桜が咲いていて、少しだけドイツに居るのを忘れてしまいそうでした。桜並木の近くにある、ベートーヴェンの生家も見学しに行きました。ドイツ内の観光名所のほとんどは学生証を見せるとかなり安く見学できるので、できるだけ多くの場所に行ってみたいと思います。

    もうすぐ帰国

    2018.7.1 報告

    残り1ヶ月をきりました。

    留学生活も残り少なくなってきました。約4ヶ月間ドイツの大学で過ごしてきて、授業がとても自由だなと驚いたことがありました。ドイツの祝日は日本と違っており、木曜に祝日があったのですが、金曜日の授業を違う日にずらせば4連休になるということで教授が授業日を変更することが2、3回ありました。その連休を利用して友達とパリ旅行に行き、エッフェル塔やルーブル美術館を回ったり、バスでミュンヘンまでノイシュバンシュタイン城を見に行ったりしました。ヨーロッパに留学するにあたっての一番の利点は、色々な所に行って、多くの文化や物事の違いを感じることができる点だと思います。私自身、「日本だったらこうなのに」と思うことがたくさんあり、留学していなければ意識しなかったと思われるようなことも多かったです。ドイツ国内/国外に関わらず、都市が違えば、人や建物の雰囲気も違って、日本との生活や歴史の違いを感じることも多くありました。

    また、ドイツでは今の時期、ワールドカップで街全体が盛り上がっています。家だけでなく、車にまでドイツ国旗が掲げられていて、街中の至る所で国旗を目にします。授業後には、クラスメイトと一緒にスポーツバーに行ったり、みんなで観戦したりしています。特にドイツ戦の時には平日の昼間にも関わらず、街に人が溢れていました。ドイツはオペラやミュージカルも有名で、友達とディズニーミュージカルのターザンを見に行きました。ドイツ語の公演なので、理解するのは難しいだろうなと思っていたのですが、言語が完璧にわからなくても楽しめるものでした。

    たくさんの文化や歴史に触れることができ、留学ならではの体験をすることが出来たので、残すところは試験勉強だけになってきました。残り1ヶ月の時間を大切に過ごしたいと思います。