Vol.3 2017年度派遣の留学生活報告(2回生・藤原典之さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ストックホルム大学ビジネススクールスウェーデン

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    国際経営学科 2回生

    藤原 典之さん

    2017年8月より、ストックホルム大学ビジネススクールでのプログラムに参加

    到着しました

    2017.9.9 報告

    留学生活がスタートしました!

    ストックホルムに到着して3週間余りが過ぎ、ようやくこちらでの生活に慣れてきたかなというところです。スウェーデンの気候は日本より2ヶ月程先のものと考えてもよく、こちらでは既に肌寒いです。到着したての頃、10月には雪が降るよと現地の人に言われたときに、寒いのがあまり得意でない私は北欧で暮らしていけるか不安になりました。しかしながら、大学の周辺は自然豊かで通学路の途中にある広場では馬や羊が歩いているといったのどかな景色が広がっていて、また中心街に出ると日本では見ることのない綺麗な建物や街並みを見ることができるので、不安なこともありますが北欧に来てよかったなと思っています。

    また、スウェーデンでこれまでに私が接した人々は優しくて、分からないことや困ったことがあっても皆助けてくれます。日本のアニメやゲームなどがきっかけで日本語を勉強している人もたくさんいて、私が日本から来たことを知ると皆ニコニコしながら知っている日本語を話してくれたり、教科書を片手に質問をしてくれたりするので嬉しい気持ちでいっぱいです。

    授業は1ヶ月間で1つの分野/科目を履修し、グループワークが中心です。学生は皆まじめで、ついていくために常に頭をフル回転させる必要があるので授業終わりは疲れますがとても有意義な時間を過ごせているなと思います。まだまだ留学生活は始まったばかりですが、少しでも実りのあるものにするためにも毎日を大切に過ごしていきたいです。

    もう半ばです

    2017.11.26 報告

    半分以上が過ぎました

    こんにちは!「Hejsan !」経営学部国際経営学科の藤原です。
    早いものでストックホルムでの生活も半分以上が過ぎ、残すところ1ヶ月半ほどになりました。 現地で知り合った友人に帰りの飛行機の日程のことを話すと「もう帰るのか、帰らないでくれ。」と言われたことがとても嬉しくて、良い友人に巡り合えた事もストックホルムに来て良かった点だと思っています。

    さて、現在のストックホルムでは、サマータイムが終わったことで15時半を過ぎると太陽が沈みはじめるという、日本では体験できないような夜の長さを経験することができます。太陽の光を浴びられる時間が短いため気分が落ち込みそうです。写真によって前回の報告書からの季節の移り変わりを感じられるかと思います。段々気温が下がるにつれて木々が紅葉し始めて、気づいた頃には大学周辺の木の葉は一面が黄色に染まっていて、とても綺麗でした。そう思っていたら更に気温が下がり雨も伴って木の葉も落ちた頃、なんだかいつもより寒いなと思いつつ朝起きたら辺り一面が銀世界になっていました。関西に住んでいると雪を見る機会があまりないのですごく新鮮です。

    私は普段の生活で比較的多くの自由時間を取ることができるため、その分色々なことに取り組むことを心掛けています。日本語学習者と交流して彼らの練習相手になることをはじめとして、その中で知り合った友人たちとヴァイキングの博物館を訪れて歴史の学習をしたり、スウェーデンの家庭料理を一緒に作ることでその文化に触れたりするなどをしました。さらに、ヨーロッパの人たちで結成されたよさこいチームの練習に参加させていただいたのですが、そこでの交流を通して日本の文化に魅せられている人がたくさんいることを直に感じられたのは良い経験だったと思います。

    留学期間は早いものであと少しとなってしまいましたが、まだまだ自分が出来ること、経験すべきことがあると思うので取りこぼしがないように残りの期間を大事に過ごしていきたいな、と思います。
    Hajdå ! (スウェーデン語で「さようなら」の意)

    もうすぐ帰国

    2018.1.7 報告

    留学生活も終わりです。

    こんにちは!国際経営学科2回生の藤原です。いよいよ留学生活も残り1週間程となってしまいました。色々なことがあった今回の留学ですが、いざ終わりに近づくと悲しい部分が多くあります。外国で暮らすことは簡単ではありませんでした。スウェーデンでは日本と違ってコンビニで水を1本買う時でさえもカード払いをしている事に驚きました。また移民が多いからかもしれないですが、相手が誰であれ街行く人は何かあったらスウェーデン語で話しかけてくるという事は、面白いなと思う反面、戸惑いも感じました。

    色々ありながらもここまでやってこられたのは、現地でたくさんの良い出会いがあったからだと思います。ビジネススクールのグループワークでは、皆が親切に接してくれたので特に不安を感じることなく乗り切る事ができました。授業は必ずしも簡単とは言えませんでしたが、今まで知らなかったことを学び、また現地の学生の授業に対する熱心な姿勢に感化されて自分も勉強を頑張ろうと思えたのは良かったと思います。課外活動として、日本語学習者の話し相手になるボランティアをしていたのですが、そこに集まってくる人たちは語学力向上のために皆熱心で、彼らを通じて語学に対する考え方のヒントをたくさんもらえたのは自分にとって有意義なものでした。また、ボランティア中に出会った、英語を勉強するために留学をしている日本人との出会いも忘れられません。彼らと接することで多くの刺激をもらい、経営学の知識を身に付けるだけでなく自分の語学力をより向上させようと思う事ができました。このように私の留学生活はたくさんの出会いにあふれていました。色々なバックグラウンドや考え方を持ったその人たちとの出会いを大切にしていきたいと思います。

    留学生活は終わってしまいますが、ここで得た知識や経験を今後に活かせるように日本に帰ってからも頑張っていきます。ありがとうございました!