Vol.9 2015年度派遣の留学生活報告(2回生・弓削智恵美さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ストラスブール大学フランス

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    国際経営学科 2回生

    弓削 智恵美さん

    2015年8月より、ストラスブール大学 EMストラスブールビジネススクールでのプログラムに参加

    到着しました

    2015.9.19 報告

    ストラスブールでの生活が始まりました!

    ストラスブールでの生活も3週間ほどたちました!ストラスブールはお菓子の街とか、おとぎばなしの世界のよう、と表現されるように、カラフルで伝統的な作りの建物がたくさん並んでいて、とても可愛らしいです。また、近くにオペラハウスや美術館などがあったり、先日からは街の音楽の祭典が始まったりして、芸術に触れるチャンスも多く、わくわくしています。

    一方、スーパーのレジはもちろん、学校や寮などで行われる手続きはテーマパークに来たかのように長時間並ぶのがあたり前であったり、日曜はほとんどのお店がしまっていたりと、日本がいかに効率良く、便利な国(そして清潔!安全!親切!)であったかを実感しています。加えて私は早速スマートフォンの盗難に遭うなど、ダメージも随分受けていますが、一緒のプログラムで来たみんなや、寮で出会った優しくて楽しい国際色豊かな仲間たち、そしておいしいクロワッサンのおかげでなんとかこの国に踏みとどまれています。これから授業も本格的に始まり、寒さも増していきますが、もっともっと楽しいことをたくさんみつけて、ここでしかできないことをたくさん経験していきたいです。

    もう半ばです

    2016.1.17 報告

    留学も半ばです。

    留学生活も半分が過ぎました。いつの間にか、店員さんとフランス語で話せることが増えたり、他の国から来た留学生の友達とも途切れることなく英語で長い時間話していたり、ふとした時に自分でも成長を感じられるようになりました。

    私は、はじめの数ヶ月はとても日本が恋しくて、つらいことも多くありました。今ではその頃のことが自分でも笑えてしまうくらいにはこちらの生活に慣れて、フランスの好きなところが増えてきました。

    授業では周囲のレベルの高さや考え方の違いに驚くことも多かったけれど、様々な国から来ている生徒同士だからこそ学びあえることもたくさんあったし、「私の国に遊びに来て!」と言ってくれる友達もたくさんできて、嬉しく思っています。

    冬休みは、クリスマスの首都と言われるこの街や、少し雰囲気の違う別の都市のクリスマスマーケットに行ったり、友人に招いてもらってフランス家庭のクリスマスを味わうことができたりと、とても貴重な経験になりました。また、年明けには初めての北欧を楽しみながらも、人生で一番寒い思いもしました。これらも日本に住んでいるとなかなかすぐに出来ることではないので、留学生活後半も、授業はもちろん、それ以外でもヨーロッパにいるからこそ学べる文化や、楽しみを味わえたらいいなと思います。

    もうすぐ帰国

    2016.4.13 報告

    もうすぐ帰国です

    どんよりとした日も多かった冬が終わり、色とりどりのおうちの窓辺にたくさんの花が飾られる季節になりつつあります。

    この8ヶ月間、語学や経営学はもちろんですが、とくにマイノリティーとして暮らして感性や文化の違いを痛いほどに身を持って学ぶことができ、面白いだけではなく、つらい思いをすることもありました。しかし、今までは想像することも難しかったそんな思いをしている人の心に少しでも寄り添えるようになったのではないかと感じていて、特にそのことはこれから生きていく上で、また海外で人に関わる上でとても大切な経験になったと思います。

    また、旅行中やストラスブールの街中でいろんな楽器を演奏する人に出会ったり、オペラやバレエ、プロのオーケストラの演奏会なども5、6ユーロで見ることができたりと、何年も夢見ていた、舞台芸術や音楽に開かれたヨーロッパで暮らすことができたことも、とてもうれしく思っています。

    目が合ったら知らない人でもみんなが微笑んでくれること、人懐っこい子供たち、みんな当たり前にドアを開けてくれたり荷物を持ってくれたり、そういったフランスの人の温かさはとても名残惜しいです。

    すでにそれぞれの国に帰ってしまった友人たちがいたり、自分の帰国も迫っていたりとさみしい気持ちですが、これからも離れたからこそ素敵なところや強みを再認識できた日本で、この留学生活で学んだことをさらに活かせるように頑張ります。