BSA Ⅱ ストラスブール大学フランス
経営学科 3回生
ストラスブール大学EMストラスブールビジネススクール(2022年09月~2022年12月)
2022.9.22 報告
留学生活スタート
8月の後半にフランスについてから3週間ぐらいがたち、到着後のそわそわ感も薄れてきて生活しています。授業も1週間前に始まり、多くの英語の授業に必死に食らいついている状況です。ビジネススクールだけであって、世界から高い志を持った人々が集まっているので授業もかなりハイレベルに感じます。日本の授業と異なり学生の発言を尊重する授業スタイルなので、もちろん先生も話しますが、それ以上に学生も発言します。しばらくすると、ただ座って授業を受けている自分に対して不甲斐なさを感じるようになり、一層授業に集中するようなりました。
そして、勉強が終わると学生はバーやクラブに行ったりとオンとオフの切り替えを上手くコントロールしていると思います。日本との違いを挙げるとするとならば、こちらでは他人と違うことが普通なので自分の好きなことができるような感じです。日本に居ると同調圧力を度々感じますが、ここでは一切感じません。例えば、日本では信号が赤であれば止まらなければいけないですが、こちらでは信号はあって無いようなもので、自分で確認して赤でも車が来ていなければどんどん渡ります。そこでは自分で確認することが求められるので前の人が動いたからといってその動きについて行くと車に轢かれて死にます。あと、ホームレスもあちこちにいます。刺激を日々受けていける状況に居るので経験を自分のものにしていきたいと思います。
2022.11.9 報告
留学生活中盤
ある程度こちらの生活に慣れてきている中で授業でのレベルに食らいついていくのに必死です。徐々に安定した私生活に比べ、常に新たな課題が生まれてくる学校生活は充実しているともいえます。フランス語の授業はフランス語で行われるため常に周りとの差を感じながら授業を受けています。英語の授業も常にハイレベルな生徒と授業を受けているので成長を感じられます。
私生活では以前より外に出かけることが少なくなりました。課題の準備や多少の疲れの蓄積を感じています。仲の良い友達も徐々に定まってきたため週に1.2回友達と出かけたりするようになりました。週末には近くの小さな町へハイキングに行ったり近くのドイツの町でショッピングをすることもあります。ドイツのほうがすべてのものが安いのでここに住んでいる人は良くドイツに行っています。
大学の学生団体がほぼ3日に1回ほどイベントを開催しているのでたまにそこに参加して友達と飲んだり話をするのが日々の楽しみでもあります。一週間ほどのヴァケーションを挟んでこれからテストやプレゼンテーションの準備などが始まるのでうかうかしていられませんが、あと1か月半となったこちらでの生活を充実させれるようにしたいです。
2022.12.15 報告
こちらの生活は終盤にかかってきており、しみじみと時の経過の早さを感じていることだが学校生活は充実していると言って良いだろう。質の高い授業にだんだんと慣れてきている所から、どのように参加できるかを考え、発言を試みたり、発言の内容を理解しよとすることに注力しています。私生活では仲の良い友達と一緒に時間を過ごすとともに、新しい出会いもあることが興味深いです。友達の友達に会ったり、どこかのレストランで隣に座った人と仲良くなったり、全ての出会いが貴重であり自分に新たな価値観をもたらしてくれることに気づくことができました。特に一人で旅行に出かけたときなどは色々な人に話しかけ、会話を楽しむことが見識を深めるきっかけになります。学内の活動に参加することも大事なことです。時には友達の全くいない環境で、友達を1から作ることも大きな経験になると思います。自分と彼らの間には言語の壁が存在していて、フランス語の話すことのできない人に付き合う時間は彼らに取っては生産的ではありません。そのため、彼らにどのように自分と過ごす価値を与えられるかによって、今後の付き合い方が変化してきます。そのような場合、日本に興味を持たせる話に持って行くなどの工夫をすることが必要です。これらは簡単なことでは無いが最終的に如何にして言語の壁を乗り越えるかといった良い経験を積めることができるので、とてもためになりました。