BSA Ⅱ アーヘン応用科学大学ドイツ
国際経営学科 3回生
2022年9月~2023年2月 アーヘン応用科学大学
2022.09.22.報告
ついに始まりました…!!
Guten Tag! こんにちは!ドイツでの念願の留学生活が始まりました!実は、コロナ禍で1度、派遣が中止になってしまい、悔しい思いを経験しています…。今では3回生になってしまいましたが、やっと留学を実現することができて嬉しく思います。
私のいるアーヘンという街は小さな街で穏やか時間が流れています。街並みが綺麗で、人も優しく、天気が悪い日が多いのが難点ですが、住みやすい街だと思います。晴れた日にはテラスで会話を楽しんでいる人が多くて、素敵な空間です。生活面では、英語を話せない・得意でない人がよくいるため、手続きなどでは苦労することも多いのです。バディや寮のフラットメイト・同じ日本人の子に助けてもらいながら過ごしています。
今はドイツ語の集中講義が終わり、本格的に授業がスタートするまでの休息期間です。ドイツ語の講義では朝早くから行われ、様々な国籍の人と交流することができました。最近では、授業で出会った子と飲みに行ったり、デュッセルドルフへ遊びにいいたりしました。これからの授業でも、色んな人と交流できるのが楽しみです。
渡航して3週間が過ぎた心境としては、生活習慣・食の違いなど毎日様々なことを吸収し、学びの日々だと実感しています。中でも特に感じるのは、「英語の素晴らしさ」と「言語の壁」です。まず、「英語の素晴らしさ」について。異なる国籍の人とまとまって話す際に、英語でコミュニケーションが同時に取れることに、感動しました。ですが、英語のスキルがまだまだの私にとって、「言語の壁」というのが存在します。ドイツ語はもちろん、英語でも、自分が言いたいことをスムーズに言えない・伝わらないことがやっぱり悔しいです。
発信して交流をしていかないと、自分の世界は広がりません。そのためには言語のスキルが不可欠なことに改めて気づかされていました。この点は、留学期間で成長できるチャンスだと考えています。
最後に、私の抱負となりますが、半年という限られた期間で、勉強をはじめ、沢山の人との交流を通して、私自身の視野・世界というものを広げていきたいです!
2022.12.3.報告
クリスマスシーズンになりました!
留学生活も折り返し地点に来ました。毎日があっという間で驚いています。
最初の1,2か月は初めてのことが多く、大変と思うことのほうが多かったのですが、今ではだんだん環境に慣れてきました。
アーヘンでは11月からクリスマスの準備が始まり、今はクリスマスマーケットも開催され、クリスマスムード真っ只中!街の中心部に行くと、夜は照明がキラキラしていて、本当に素敵な空間です。
はじめに今、どんな生活を送っているのか紹介したいと思います。
平日は、授業受けて、空きコマや授業終わりに図書館で勉強して帰ることが多いです。ドイツの1限は朝の8:15スタートと早く、早起きの習慣がつきました。
こちらでは、ほとんどの授業が期末テストで成績評価が行われるため、予習はともかく復習は必須です。みんな授業中の発言は積極的だったり、遅くまで図書館で勉強していたりと刺激のある毎日です。
休日は基本、部屋にこもらず新しい場所を訪れたり、人と会って話したりすることを心掛けています。土日やreading weekという授業のない週を活用して、アムステルダムやパリへも旅行へも行ってきました!
行く場所ごとに、雰囲気や料理も違って、貴重な経験をさせてもらっています。
さて、留学生活半分を終えて私自身の変化について少し振り返りたいと思います。
まず、行動力やトラブルに対する耐性がつきました。失うものはないというマインドで、多少困ったことがあっても切り替えて、楽しく過ごせています。
また、様々なことについて自分の意見は何なのか深く考え、言語化することが多くなりました。というのも、こちらの人と話していると、時には将来の話や環境問題、日本のことなどの話にもなることがあります。
いざ、「どう思う?」と聞かれたり、会話についていこうとなると、意外と言語化するのが難しかったり…。
英語で会話が楽しめるようになってきて、次なる壁だと感じています。
以上が、現在の私の状況です!
残り半分の留学生活。期末テストもあるのであっという間に時間がたってしまうと思うのですが、まだまだやりたいことがあるので、色んな経験をし、成長できたと思えるよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います!
留学の終わりと新たなスタート
留学生活も残り2週間ほどとなってしまいました。
今はテスト期間で、英語でのテストということでドキドキしながらテスト勉強に励んでいます。
この半年間、時間の流れは本当にあっという間でした。
新しい部屋・味の濃い料理・言語の違い、すべてが新鮮だったアーヘンでの生活の始まりが、今となっては慣れて、旅行帰りには安心を感じる場所となり、離れるのが寂しい場所となったことに、驚きを感じます。
このような変化を感じさせられるほど忘れられない時間でもあります。
さて、この留学生活で私が得たことは何だったでしょうか。
留学の本来の目的であった言語力や経営学の知識をつけることはもちろんできました。始めは英語やドイツ語に囲まれて少し窮屈に感じていましたが、英語での会話・授業を通して、徐々に楽しめるようになり、英語がとても身近になりました。
しかしそれ以上に一番の成果は人との繋がり・私のこれからに対する考えの変化だと考えます。
大学や寮・旅先でいろんな人に出会い、出会って間もないにもかかわらず、フレンドリーに接してくれたり、親切に助けてもらいました。会話を通して、相手の文化について教えてもらうなど新たな発見が生まれました。まだまだ私の拙い英語でも、”聞きたい”、”言ってみて”と耳を傾けてくれる優しさに本当に救われました。人との繋がりのおかげで留学生活を充実したものになったと断言できます。
そして、人との交流は私自身について考えさせられる時間でもありました。周りの勉強意欲の高さや将来への考え方にはとても刺激を受けています。ある時、”アーヘンは気に入った?”と友人に聞かれ、”気に入ったから、もう少し長くいたいな”と答えると、”じゃあ、編入すればいいじゃん!どうしてしないの”と会話したことがあります。最初はそんな簡単じゃないと思いましたが、やりたいことに素直に行動する姿勢を目の当たりにし、奮い立たされたことは忘れられません。
将来像についてまだはっきりしない私ですが、留学を通してやってみたいことがたくさん湧いてきました。
その一つに、もっと言語力を身につけて、言語を通してもっと自分の世界観を広げ続けたいです。私の場合は、ドイツ語より英語に専念していました。英語だけでも十分生活できますが、ドイツ語の会話の中には違う発見があったのではないかと思うと、バスの後ろで繰り広げられる親子の会話や市場での店員さんとお客さんの交渉などあまり理解できなかったことが少し悔しいです。ですが今は世界にはまだまだ知らないことで満ち溢れていることに、新しい好奇心を感じさせられます。
これは私にとって次なるステージの始まりです。
残りわずかのアーヘンでの生活を有意義に過ごして締めくくり、新たなスタートへと踏み出したいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。