2012.4.26 報告
将来の夢「海外で働く」
今回私がこのプログラムを応募した理由は、私の将来の夢である「海外の職場で働く」ことができるという魅力に惹かれたからでした。最初は自分の夢の疑似体験ができるということで、出発前からずっとワクワクしていました。出発前夜は眠ることができませんでした。しかし、実際にアメリカに到着し、研修がスタートすると、英語でコミュニケーションをとることの難しさをすぐに実感しました。日本で英語を話す機会はなかなかないので、会話の際の反応に時間がかかったり、時には全く聞き取れないこともありました。とにかく英語に慣れるために、職場でもスタッフの方に積極的にコミュニケーションをとったり、ホームステイ先の家族や、ルームメイトの中国人と話す機会を増やしたりして、毎日英語を使う練習をしました。しばらくすると、努力の成果が現れ、日常会話には困らないようになりました。この5週間は私の大きな自信になりました。
私が派遣されたJapanese Friendship Gardenは、San Diegoのバルボアパーク内にある日本庭園です。園内では、たくさんの日本文化を見ることができます。アメリカ人の来園者は、日本人である私を見て、よく質問をしてきました。しかし、私はほとんど答えることができませんでした。私は今まで海外の文化をとにかく知りたいという思いを持っていました。しかし、それ以前に自国の文化を理解していなかったのです。日本には、世界に誇れる文化がたくさんあるのに、それを海外の人に説明できる人がどれほどいるのでしょうか。この研修で、「文化を伝えることの難しさ」を知りました。私は来年から交換留学でアメリカに長期留学をすることを計画しています。その際は、しっかり日本のよさをアメリカ人の方に伝えられるように勉強したいと思います。
【派遣期間:2011年8月6日~9月12日】