Vol.1 2010年度派遣の留学生活報告(3回生・男性) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ストラスブール大学フランス

                   

3回生

男性

2010年10月より、ストラスブール大学でのプログラムに参加

2010.11.24 報告

はじめての長期留学

日本を離れてから、3週間が過ぎました。はじめての長期留学であり、はじめてのヨーロッパということで、胸を膨らませていました。ここストラスブールはEUの会議があり、ヨーロッパの首都と呼ばれている町であり、さまざまな人たちがいます。それ故、アジア系の人々もたくさんいて、場所によってはアジア街みたいなところもあります。また、とにかく寒いです。日本とは比べ物にならないぐらいにこっちの9月の気温は寒いです。生活のほうは、初めに言葉の壁にぶつかりました。特に最初の1週間は、何を言われているのかが全くわかりませんでしたが、今はある程度理解できるようになりました。日本での英語のできるは、こっちに来るとできない分類にされてしまいます。加えて、学生のほとんどが英語+フランス語+母国語、三ヶ国語を話すことができます。これがフランスに来てから一番驚いたことです。この言葉の壁はぶつかっても一回で壊すことはできません。何回も何回もチャレンジすることが必要です。現在、僕はチャレンジの最中です。この壁を壊すことができるように今後、努力していきたいと思います。

    2011.3.25 報告

    留学も半分が過ぎました。

    フランスに留学して、早いことにもう半分が過ぎました。ストラスブールは非常に寒く、朝9時にならないと日が昇らないようになりました。初めての海外長期留学ということもあり、最初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、いざ住んでみると、非日常が日常に代わり日本とほぼ同じように生活できるようになりました。こっちの生活で学んだことは、人間言葉が通じなくても何とかなるということです。日本で一切フランス語を学んだことはありませんでしたが、生活しているうちに必要最低限の単語やフレーズを覚えることができました。また英語の方も、はじめのうちは全く話せませんでしたが、今では日常会話はほぼ苦も無くできるようになりました。会話の中で一番重要なのはジェスチャーなども交えて、身体全体を使って伝えることだと実感しました。また、日本では旅行をするとなると、費用がかなりかかりますが、ヨーロッパではあまりお金がかかりません。ヨーロッパでは飛行機が電車並み、あるいは電車以下で乗れることができます。これもヨーロッパに来て知った、大きな驚きの一つです。留学期間も残り半分となり、限られた時間の中で今後、より一層努力し、悔いのない充実した留学生活を過ごしたいと思います。

      2012.8.報告

      帰国が近づいてきました。

      早いもので、フランスに来てから、もうほぼ一年がたちました。振り返ってみると、こっちに来たばかりのころは、言葉や習慣などの壁にぶつかりもしましたが、今は、その障害もあまり感じることもなく生活できるようになりました。フランス語については、自分の意見を伝えることはできるようになり、今までよりもフランス語で会話する機会が多くなったと思います。まったくのゼロで始まりましたが、今では十分の六ぐらい理解できるようになりました。一年という期間は最初、とても長く感じましたが、あっという間に過ぎてしまいました。一時期は、日本が恋しくなることもありましたが、今では、フランスを去るということに寂しさを感じると共に、日本で生活をするということが想像できません。これから、留学を考えている人も、そうでない人も、一度、日本を離れてみるということで、日本を再発見できたり、新たな価値観を身につけることができるので、大学生という時間のあるときに、海外に積極的に行くべきだと思いました。ここで学んだ経験を生かしていくとともに、みなさんに伝えられたらいいと思います。