Vol.1 2010年度派遣の留学生活報告(3回生・男性) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

レディング大学イギリス

                   

3回生

男性

2010年9月より、レディング大学でのプログラムに参加

2010.10.8 報告

留学がスタートして…

留学がスタートして約3週間が経過しようとしています。こちらの気候は夏の日本と比べると非常に涼しくて快適です。

イギリスに到着し寮の手続きを済ますときは、非常に苦労しました。私たちが寮についた時には18時を回っており、寮が閉まっていました。加えて寮の担当者と日本にいる間連絡がなかなかとれず、何もかも完璧にわかった状態で渡英したとは言えませんでした。そのため寮についたら電話をして寮の関係者を呼ぶ必要があったのですが、それになかなか気付かず、大きな荷物をゴロゴロと転がしていました。しかし近くで警備していたセキュリティの人にタクシーの手配や、電話の使い方など様々なことを教えてもらい、最終的に初日から寮に住めることができました。

現在の授業は、Pre-sessional English courseという英語中心の授業で様々な国籍の学生と共に学んでいます。授業の内容は簡単なものから新聞の読解など難解なものまで非常にバランスがいいです。また少しずつ慣れてはきましたが、友達とのナチュラルな会話やディベートなどは少し戸惑うこともあります。

このように最初の3週間は結構苦労しました。しかしその分成長もしました。スピーキング・リスニングに関しては日に日に向上していく姿が、目に見えるようにわかります。イギリスの生活面について、今後少しずつ慣れてきたら、自分の目標に向かって勉学に励みたいと思います。健康に気をつけて残りの留学生活を有意義に過ごしていきたいです。

2011.2.8 報告

留学生活も半ばです!

レディング大学で留学をして、4ヶ月が経とうとしています。ここに来た時と比べると、生活のリズムや英語に慣れてきたと思います。この4ヶ月の間にはPresessional English CouresやFoundation ProgramのAutumn termがあり今ちょうど約三週間の長期休暇に入ったとこです。

前回の報告ではPresessional English Courseについて説明したので、今回は主にFoundation Programについて説明したいと思います。

Foundation Programは主に日本のセンター試験に当たると考えられるA Levelを受けてない人が大学に入るためのプログラムであります。そのためプログラムの参加者にはイギリス人はいません。しかしだからといって、英語の質が低いかといえば、そうではありません。参加者のほとんどはIELTSの6.5点あたりを取得していて、中にはreadingが9点(満点)の生徒もいました。そこまで来たらもしかしたらイギリス人よりも難解な単語や正しい英語を知っているかもしれないですね。また寮の活動やクラブを通してイギリス人とは仲良くなれるので、逆に授業ではイギリス以外の様々な文化を学ぶいい機会だと思います。

Autumn termは序盤を除くと週末も勉強に時間を費やしていたかもしれません。そのため、なかなかレディングから出ることもできませんでした。しかし現在は長期休暇に入ったので、寮の友人の家や自分の興味のあるミュージアムにも行ってみたいと思います。また今後レディングに留学する人に伝えておきたいのが、イギリスのブランド物は現地で買うと結構安いです!!これはブランドによって若干の誤差がありますが、イギリスのアウトレットには様々なブランドがありしかも日本に比べると安いので一度訪れてみる価値はあると思いますよ!また工場のそばにファクトリーショップがある所は、見学もできる上に商品によっては日本の1/3くらいの価格で売っているので、僕も一度は行こうと思っています。

若干話しがそれてしまいましたが、この休暇を利用してしっかりとリフレッシュして、そして残りの留学生活も悔いの残らないよう頑張っていきます。

2011.5.25 報告

留学ももうすぐ終わりです

約8ヶ月という長期留学も過ぎるのは早くあっという間にあと2週間となりました。

イギリスは先日サマータイムになり、日照時間が長くなり、晴天にも恵まれ非常に快適です。渡英直後は、何もかもが初めてで、夏風邪をひいたままなかなか治りませんでした。また真夜中に隣の部屋から煙がでて火災報知機が鳴り消防車が来たことなど忘れられないハプニングもありました。しかしこれらの想定外のことを経験したからこそ、今では少々のことでは動じないようになり、自然と心にゆとりが持てるのだと思います。

勉強面では他の生徒とのバックグラウンドや単位認定条件が異なるなかで、負けたくない!という気持ちが先行して、経済と社会学は初学者ながら、必死に授業に食らいついていきました。授業の中では生徒の発言の多さやその適格性など、驚かされることが多かったです。

生活面では旅行や遊びなどの楽しい時間を過ごしながらイギリスだけではなく多くの国の文化に直接または間接的に触れることができました。しかし何より大事な経験となったのは留学を通して得た新たな価値観や、自分の長所や短所を発見・再確認できたことです。世界情勢が不安定な時期に日本人として意見を求められたりすることが会話の中で多々ありましたが、背景知識の乏しさに加え英語の表現力の低さから何も言えなかったことがありました。また同時に相手の国の話しなど聞いていると理に適っていることが多くなるほどと思わせることが多々ありました。

留学も終わりを迎えまだまだ改善点は残りますが、視野を広げることにより自分をこう変えていきたいということに気付いた点ではこの留学というのは将来へつながる本当に意義のあるものだったのではないかと思います。日本へ帰国後もこの気持ちを忘れず日本人としての国際人に一歩でも近づくよう勉学に励みたいと思います。今回このプログラムに参加できて有意義な時間を過ごすことができてよかったです!ありがとうございました!!