Vol.5 2019年度派遣の留学生活報告(2回生・田中さくらさん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

アーヘン応用科学大学ドイツ

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    国際経営学科 2回生

    田中 さくらさん

    2019年9月より、アーヘン応用科学大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2019.9.27 報告

    今日も今日とてドイツ

    こんにちは。田中さくらです。ついに念願の1年留学!アーヘンにやって来ました。 BSAⅣでの留学が決まり、準備期間が約1年間もあったにも関わらず、ドイツ語も自己紹介程度しかできないまま渡航となりました。飛行機はFinn airで初1人飛行機。無事到着し、次の日交通機関で寮に向かうも、切符の買い方も分からないし、駅は日本と違いホームが時間ごとに変わってしまうのです!バスストップは1つの駅名に7個も停留所があったりするのでどのバスに乗ればいいのかわからないことが多く、間違った場所で降りましたが、無事到着(笑)。セメスターチケットを購入すれば交通機関に乗り放題なので、これからもいっぱい利用して、使いこなせればと思います。

    寮は9人のシェアルームなのですが、9人のうち4人がインド人です。大学から徒歩10分程度の立地なので留学生が多いのか、私の暮らしているフロアにはドイツ人がいません。でもみんなとても優しく、誰かが自炊していたら味見しあったり、スパイスを貸してもらったりして、なかなか順調です。

    ドイツ語集中講座はドイツ語のみで行われるため、ついていくのに必死です (本当に初級クラス?) 。いつも隣の席の子に「これで合ってる?」と聞いて確認しています。最終日にはみんなで遠足へ行ったりと、とても楽しい講座です。

    休日は留学生とランチに行ったり、カフェへ行ったり、散策したりして過ごしています。アーヘンはとても素敵な町です。とにかくみんな優しくて、重いスーツケースを引っ張っていたら一緒に運んでくれるし、質問したら必ず快く答えてくれます。残念ながらドイツ語しか話さない方も多いので、VISAの手続きが非常に面倒ですが……、アクセスもよく、景色もいいので、既にこの町が大好きです。ちなみに私の目標は、「最高の友達を作ること」「授業を楽しむこと」「自炊すること」です!楽しむぞー!

    もう半ばです

    2020.2.17 報告

    クリスマス最強

    アーヘンでの留学生活が5ヶ月も経過しました。まだ1ヶ月くらいしか経っていないようなスピードで毎日が過ぎます。

    ドイツは授業料が無料ということもあり、留学生だけでなく、本当に世界中から学生が集まります。それぞれのバックグラウンドはもちろん違います。とても印象に残っているのは、年が明けてすぐの頃にイラン人の友達と話したときのことです。本当に胸が痛みました。彼らの価値観などを共有できるのは本当に貴重で大切な思い出です。

    最近嬉しかったことがあるのですが、「さくらからアーヘンの悪口を聞いたことがない」と言われたことです。自分でもびっくりするくらい驚きの適応力ですね。ほんとにアーヘン大好きなのです。他国に留学している友達はコロナ差別を受けると耳にしましたが、アーヘンでは一度も差別を受けたことがありません。1年では住み足りないと思えるくらい、街の人まで素敵だと思えるアーヘンを選んで本当に良かったです。

    さて、折り返し地点に立ってなにが成長したか振り返ってみましょう。授業中に発言できるようになりました。これが1番の成長です!!もちろん頻度は多くありません。授業が理解できないこともよくあります。しかし、分からないままにするのではなく、教授にもう一度詳しく説明してほしいと頼むようになりました。立命館の大講義ですら発言したことのない自分が、ドイツで質問に答えたり、発言するのはとても勇気のいる行動なのです。これも、ドイツでできた友達がアドバイスしてくれたおかげです。色んなことを吸収して、帰国前にはどのような成長をしているのか楽しみです。しっかり成長して帰りたいと思います。