Vol.5 2012年度派遣の留学生活報告(2回生・内田健介さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

大連外国語大学中国

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    国際経営学科 中国語コース 2回生

    内田 健介さん

    2012年9月より、大連外国語大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2012.9.27 報告

    留学生活スタート!

    9月3日より待ちに待った留学生活が始まりました!日本に様々な忘れ物をしましたが、なんとか無事にスタートを切ることができました。最初の1週間は授業が無く様々な手続きに時間を費やしつつ大連の街を散策しました。大連の街は非常にきれいで、日本料理屋やマイカルなど日系のスーパーもあり非常に住みやすいと感じました。また、学校から徒歩10分程度で大連駅やその付近の繁華街まで行くことができ非常に便利です。最近話題の反日デモに関しても横断幕が掲出され決して無縁とは言いがたいですが、大連の人々はみな親切で日本で報道されているような破壊行為などは一切ありませんでした。

    10日からは授業も始まり、僕は初級クラスに配属されました。初級とはいえ、僕以外のクラスメイトはみな中国語で難なくコミュニケーションがとれておりレベルは非常に高いです。クラスは日本人と韓国人が大半で、あとはアメリカ人とロシア人で構成されています。皆非常に仲がよく、昼食を一緒にとるなどしています。授業は、文法を中心にリスニングとスピーキングを重視したものとなっています。僕はスピーキングがあまり得意でなく、苦労しています。課題を克服するためにも、毎週月曜日に先生に紹介していただいた中国人で日本語を学んでいる会社員の方と相互学習を行っています。時間は短いですが1対1の学習は非常に力になると実感しました。 この先1年間何が起こるかわかりませんが頑張ります!

    もう半ばです

    2013.2.22 報告

    前学期終了

    1月4日のテスト終了をもって前学期が終了しました。授業開始からこの日まで振り返ればあっという間の5ヶ月間でした。学期の後半になると、授業や中国語そのものに慣れ、クラスメイトとも仲良くなり、共に夕食をとるなどして非常に充実した毎日を過ごすことができました。大連に来た当初は自分の話す中国語に自信が持てず、あまりコミュニケーションをとることができませんでした。しかし、徐々にコミュニケーションをとることにも慣れてきて、最近では冗談を言うようになり、語学力以外にも積極性という点で自分の成長を感じています。

    テスト終了後にはハルピンに氷祭りを見に行きました。列車に切符やホテルの手配などを中国人の友達に手伝ってもらいながら全て中国語で行いました。留学でしかなかなかできない貴重な体験だったと感じています。ハルピンは-30℃でカメラや髪が凍るような極寒の地でしたが、氷の彫刻は非常に規模が大きく「中国らしい」きれいさがありました。

    これからは留学生活も後半です。今までは慣れていないことを理由に甘えていた部分もありましたが、ここからは様々なことにもっと挑戦していきたいです。

    もうすぐ帰国

    2013.6.27 報告

    間もなく帰国

    昨年9月から始まった留学生活も残り2週間を切りました。昨年9月に中国に来たことがつい先日のような感覚です。
    この1年間の留学生活は非常に中身の濃いものとなりました。9月当初は毎日の授業についていくのに必死で全く余裕がありませんでした。しかし後期にはクラス長に任命されたり、授業中に冗談を言ったりするなどの余裕が生まれ、日を増すごとに留学生活が楽しくなっていきました。授業外でも大学のバレー大会に参加したり、自ら野球チームを立ち上げて野球をしたりするなどして、スポーツを通じて中国のみならず様々な国の人々と交流することができました。

    今学期からはキャンパスが移転し、中国人学生と同じキャンパスに通いました。日本語学部の中国人学生と相互学習を行い、また、ボランティアで日本語検定対策の教師を務めるなど日本ではできない貴重な経験をすることができました。授業面においても、本科生(学部生)の中国経済の授業を履修し、中国語でのレポート課題に取り組むなどの経験もすることができました。

    今回の留学生活ではここでは書ききれないくらい様々なことを学ぶことができました。この留学生活で学んだことを日本でも活かし、これからも積極的に中国語の学習に取り組んで行こうと思います。