Vol.1 2012年度派遣の留学生活報告(3回生・内藤慶典さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ストラスブール大学フランス

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    国際経営学科 初修フランス語コース 3回生

    内藤 慶典さん

    2012年9月より、ストラスブール大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2012.9.21 報告

    滞在2週間目

    現在、フランスはアルザス地区のストラスブールにある、ストラスブール大学内のビジネススクールEM Strasbourgに留学をして2週間が経ちました。

    着いてすぐに週末ということもあり、ゆっくり生活の準備をしました。必要なものを買いに家具店のIKEAまで行ったり、食料品を買ったりしました。その後、大学への行き方を確認したりして週末を過ごしました。なにより街の外観のすばらしさは息をのむものです。
    週明けからすぐに学校が始まるのかと身構えていたのですが、蓋を開けると効率の悪い登録作業をして2週間を過ごす、といったものでした。すべての手順が日本と違い、大きく戸惑い、ストレスを感じました。

    そんな中、学校の授業は昨日からやっと始まりました。生徒が自由に発言をして意見をぶつけ合うといったクラス体系の中、私は萎縮しましたがこれも留学でできる貴重な体験のひとつと楽しみました。

    最後に、現地人に英語を話すことを期待することは大きな間違いでした。
    「フランスに来たならフランス語で話すのが当たり前。」とこの2週間で何度も言われました。他国の留学生もフランス語が堪能で当たり前の状況下、私はとても情けなくなりました。あきらかな準備不足でした。それでもこの状況はやる気を出す良い機会だとポジティブに考えて毎日机に向かっています。
    これからの3ヶ月、存分に楽しんでいきたいと思います。

    もう半ばです

    2012.11.2 報告

    半分を残して

    現在、留学生活をほぼ半分終えた形になりますが、予想していたよりも色々と問題が起きて、さすがに落ち込んでしまいます。履修登録内容が事務所の手違いで変更があったり、学生寮の住宅保険として支払ったものがじつは違う保険であったり、追い討ちをかけるように風邪を引いたり、もともと心配性の性格も手伝って辛い時期です。それでもグループワークの授業などのプレゼンテーション、論文など課題があるので泣き言も言っていられません。

    11月から始まる授業もたくさんあるのでうかうかしていられません。なかなかハードな留学生活です。それでも現地での生活には慣れました。落ち込んだときはやはり日本食を食べて元気を出すしかないので、現地のスーパーで調味料を買い、日本食を食べています。

    また、帰国後の就職活動にも目を向けなくてはならないので就職活動の動向もチェックしています。

    こちらでできるのはSPIや業界研究、または自己分析などで、セミナーなどには参加できませんが、他の学生に遅れをとらないよう、こちらでできることをして帰るつもりです。

    もうすぐ帰国

    2012.12.2 報告

    最終月

    残すところ後1ヶ月となりました。日本では就職活動が始まり、合同説明会などが行われていて私もリクナビでプレエントリーなどをしたり、現在の4回生の友達に連絡して今何をすればいいかなどを聞いています。現地での就職活動が決して無理とは思いません。しかし、合同説明会などに出られない分、こちらでの生活を充実させる必要があると感じました。 街はすっかりクリスマスモードで、やはりCapital de Noel(クリスマスの首都)と言われるだけはあってライトアップやクリスマスマーケットの様子は心が躍ります。同時に寒さも増し、雪が降る日もあって今週末は-10℃まで冷え込むそうです。

    テストや論文の締め切りが近づいてきました。留学生用プログラムではあまり単位履修が難しくないということでそこまで緊張感はないのですが、やはり最後の最後まで事務的な処理に問題を感じました。来週の火曜日の朝にテストが3つ同時スタートするという、日本では考えられないことになりました。教授に相談した結果なんとかなるそうですが、こういった事態にも段々と慣れてきた自分がいます。こちらで集中的に勉強している多文化理解力がついてきたのではないでしょうか。

    来週のテストが終わると10日間ほどストラスブールで空白の期間ができるので最後に見納めということで街の隅々まで歩いて回りたいと思います。