Vol.6 2018年度派遣の留学生活報告(3回生・冨士伸哉さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

アーヘン応用科学大学ドイツ

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    国際経営学科 3回生

    冨士 伸哉さん

    2018年9月より、アーヘン応用科学大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2018.10.14 報告

    留学生活スタート

    こんにちは、冨士伸哉です。アーヘンに到着して早くも1ヶ月を終えようとしています。時間が経つのが本当に早いので、一日一日大切にしようと思います。

    さて、アーヘンでの生活はというと、とても快適です。到着してすぐのころは既にヒートテックやパッチに頼らなければならないくらい寒かったのですが、最近は半袖で過ごしている人がいるぐらいにまで暖かさが戻ってきています。また寮の近くにスーパーも揃っています。今のところ身に危険を感じるようなことは何もなく、治安もとてもいいです。ただ一つ問題があります。VISAを発行してもらうために閉鎖口座という銀行口座を開設しなければならないのですが、それが本当に手間がかかります。役所の人と銀行の人それぞれ言っていることが違うし、銀行で対応してくださる方の顔はとても怖いし。笑顔って大切だと思いました。その他の手続きや授業登録に関しては、地震の影響により本来の日程より一週間遅れて到着し、オリエンテーションが受けられなかった僕でもなんとかできているので、とても簡単なのかなと思います。授業に関しては、まだ一週間しか経っていないのでよくわかりません。次の機会で触れていきたいと思います。

    アーヘンという街には本当に色々な国からの留学生がいます。毎日新しい国の人と出会えてとても楽しいです。ただ、相手が何言っているのかわからないことはよくあります。この時に絶対してはいけないのが適当に頷くことだと思います。意思表示はとても大切で、わからないことを恥ずかしがらずにわからないと言って、何度も言ってもらうことが大切だと思いました。入寮日に同じフロアのドイツ人から色々な説明を受けたのですが、その時にしっかりと理解できていないことを勝手に自分の中で解釈して、間違った捉え方をしてしまっていることがありました。何を言っているのかわからなかったことを聞き返して、いやな顔をされたのは銀行の窓口の人くらいです。たいてい聞き返したら、2回目はとても分かりやすくいってくれます。「出川イングリッシュ」のような図々しさも時には大切だと思いました。
     
    たった5ヶ月の留学生活なので、これからも1日1日大切に過ごしていきたいと思います。

    もう半ばです

    2018.12.18 報告

    残り2ヶ月

    先日、やっと正式なビザも入手したのですが、時間が経つのは早いもので留学生活は残りたったの2ヶ月になってしまいました。この前留学生活がスタートしたはずなのに、気が付けば折り返し地点も過ぎてしまいました。ドイツでの生活に完全に慣れ、ここでの生活が当たり前のように感じていました。しかし、残り2ヶ月でその魔法も解けてしまうので、日々の生活をより一層大切にしていきたいと思います。

    さて、授業はというともちろん当たり前のことですが英語で行われるのでとても難しいです。ついていくのに精一杯です。もしかしたらついていくことすらできていないかもしれません。ただ、オンライン上で授業中に用いられたパワーポイントを見ることができるため、復習には困りません。留学前にもっと勉強していれば、授業内容への理解も更に深まっていたと思います。やはり何事もそうですが、準備は本当に大事なことだと痛感しています。

    11月の下旬からクリスマスマーケットも始まり、クリスマスというイベントを日本より強く肌で感じています。ご年配の方から家族連れまで、様々な年齢層の人たちが参加してクリスマスマーケットを楽しんでいます。老若男女、国民全員が楽しめる素晴らしい行事だと思いました。

    残り2ヶ月、テストに向けてより一層頑張らないといけないし、就職活動のことも頭にちらついてき始め、毎日が慌ただしくなっていくと思いますが、ラストスパートにむけて頑張りたいと思います。

    もうすぐ帰国

    2019.2.1 報告

    長いようであっという間だった留学生活

    5ヶ月という期間は長いようであっという間に過ぎていきました。留学生活も、いよいよ残りはテストだけになってしまったので少し寂しいです。この留学生活を通していろんな気づきもあったし、少しは自分自身成長できたかなあと思います。

    留学生活を少し振り返ってみると、まず留学出発の一週間ほど前に台風が来た影響で関西国際空港が使えなくなり、その分出発が遅れてしまったことは今ではいい思い出です。

    セメスターの授業については、ついていくのに精一杯でした。先生によって英語のスピードが全然違い、アクセントに癖のある人もいて、何を言っているのか分からないことも多々ありました。それでも、授業終盤には少しずつ理解出来るようになっていたので、慣れるものなのだな、と思いました。

    また、ドイツは移民国家のために様々な国の人との出会いがありました。ヨーロッパだけでなくアフリカ、南米の人もいました。そんな中で、もちろん日本との違いもあり、新しい価値観に出会うことができました。お互い育った環境・文化も違うので考え方などが違うのは当然のことだし、自分の当たり前を相手に強要せず、お互いの当たり前をうまく擦り合わせていく必要があると思いました。

    最後に、留学生活は大変なこともありますが、自分の人生にとってとても貴重な、プラスとなる経験でした。留学に興味のある人は、短期でも長期でもどちらでもいいと思うので、自分に合ったプログラムでぜひ留学してみることをお勧めします。