Vol.6 2019年度派遣の留学生活報告(3回生・ 安井魁星さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

大連外国語大学中国

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    経営学科 3回生

    安井 魁星さん

    2019年9月より、大連外国語大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2019.9.24 報告

    中国での留学生活が始まりました

    大連に到着して17日目、授業がちょうど2週間終了しました。中国に留学するのは今回が3回目だったのですが長期留学は初めてで、今までとは異なり苦労することが多かったです。初めの5日間は入学手続きや銀行口座の開設、携帯電話のSIMカードの購入などといった諸手続きを自力で行う必要がありました。短期留学では立命館大学の引率の先生や、現地の日本語を話せる先生などが主に入学手続きを担当してくれていたのに対して、今回は全くそのような方がおらず、スタートに苦戦しました。私は経営学部のSKPバディという制度に2019年度春学期に応募し、大連外国語大学から経営学部に交換留学してきた方たちをサポートしていたのですが、その友達が夏休みということで帰省しており、苦戦していた手続きをすべて手伝ってくれた上、生活する上での必要な知識を教えてくれ非常に助けられました。

    中国語は初めのクラス分けテストで高級、中級、初級の3つに分けられ、私は中級に入りました。それぞれの級に3つのレベル中級A1-3、B1-3、C1-3があり、初めの3日間でレベルを体験してクラスを決定するという流れでした。どのクラスを選ぶか悩んだ末、中級の真ん中のクラスや一番上のクラスを経験したい気持ちはありましたが、日本人の多くがそこへ流れ、C3クラスに日本人が1人もいなくなっていたので敢えてそこに残ることにしました。その結果、まだ授業が始まって2週間ですが、会話は日本語を使うことができないため、非常に良い勉強になっていると実感しています。クラスメイトの内訳としては韓国5名、ロシア3名、ルワンダ2名、イタリア、エジプト、バングラデシュ、ウクライナ、タイ、メキシコ、ポルトガル1名のように様々な国の人がいて、授業では主にウクライナ人のクラスメイトとコミュニケーションを取り、放課後は韓国人とバスケをした後、夜ご飯を食べる日々が続いています。これからももっと様々な人と交流を深め、実りのある4ヶ月にしたいです。

    もう半ばです

    2019.11.15 報告

    前半を終えて

    留学生活が早くも残り半分となりました。この2ヶ月は人生で最もあっという間に過ぎたように感じています。この2ヶ月間の生活について紹介したいと思います。まず、大きな取り組みとして始めたことは留学生のバスケットボール部に入部したことです。大連外国語大学の中国人の学生は皆運動がとても好きで、毎日体育館がバドミントン、卓球、バスケットボールをする人で溢れています。その中でもバスケットボールをする人の割合がとても多く、10月に予選リーグが行われ、中国人の学生達と試合をしました。学内で行われる大会であるにも関わらずたくさんの人が観戦に来ており、様々な人と交流することができました。

    続いて中国語の学習に関しては、2.3週間に1度小テストが行われ、11月の2週目に中間テストを受けました。中間テストの結果はまだ帰ってきていないのですが、今までに行われた5回の小テストでは全て最高点を取ることができました。現在受講しているクラスは日本人が私一人しかおらず、外国人のクラスメイトは皆中国語を書くのに苦戦しているようでした。筆記テストでは日本人は有利なのでテストの前に焦って勉強する必要はないのですが、普段の授業においてはクラスメイトのリスニング、スピーキング能力の高さについていくのが最初はとても困難でした。残りの留学期間においては、この留学を無駄にしないために、より一層スピーキングとリスニングに重点を置いて学習したいと思っています。最初は日本人が1人のクラスだったため他の国の人と交流するのを躊躇っていましたが、今では全ての人ととても親しくなり、このクラスを選んで正解だったと実感しています。

    最後に、大連外国語大学は市内やショッピングモールまで30〜60分かかることもあり、まだ数えるほどしか行ったことがないため、残り2ヶ月でより一層大連について知りたいと思っています。様々な人に支えられて留学できていることに改めて感謝し、これから毎日を大切に過ごしていきたいです。

    もうすぐ帰国

    2020.1.14 報告

    残り2週間を迎えて

    留学生活が早くも残り約2週間となりました。約3ヶ月を終え、今の率直な気持ちとしてはまだ帰国したくないです。今まで2回(3週間のプログラムと1ヶ月間のプログラムで)中国へ留学したことがあるのですが、それらの時はこのような感情を抱いたことがありませんでした。今までの短期プログラムでは派遣者は日本人のみだったので、帰国してからもいつでも日本で会えるという安心感がありましたが、今回の長期留学が終了し、今まで毎日当たり前に一緒に授業を受けたり遊んだりしていた友人と帰国後に簡単には会えなくなるという状況をまだ想像することができません。

    直近1ヶ月間の生活を振り返ってみると、大連では雪が積もる日や、体感温度が-10度を超える日がありました。日本では暖冬のため、気温や服装に注意して出る必要はなかったのですが、こちらではアプリ等で毎日天候に注意しながら生活をする必要がありました。また、大晦日に「新年晩会」というダンス、歌など各国がそれぞれ披露するパーティーがあるのですが、最近は主にその練習に取り組んでいます。私はソーラン節を披露したのですが、知っている留学生が意外と多く、日本文化が私の想像以上に海外の人に広まっていることを実感しました。より一層練習に取り組み、本番でいい演技を披露したいです。また、今週私のクラスではクリスマスパーティーが行われる予定なので、それぞれの国がどのような形で祝うのか見ることができることをとても楽しみにしています。

    残り2週間、授業、友人や先生との交流など、すべてにおいて後悔することのないように1日1日大切に過ごしたいです。