Vol.13 2017年度派遣の留学生活報告(2回生・山田嵩さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

レディング大学イギリス

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    国際経営学科 2回生

    山田 嵩さん

    2017年9月より、レディング大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2017.10.6 報告

    イギリスでの留学生活が始まりました!

    イギリスに到着してから2週間が過ぎました。まだ最初の2週間で授業も始まったばかりですが、すでに大変恵まれた環境であることを実感しています。毎日新しいことに出会い、周りから沢山刺激をもらい、充実した生活を送っています。しかし、全てがうまくいっているわけではなく、特に最初の1週間はハプニングばかりで苦労しました。

    初日、ヒースロー空港からは丁寧に案内していただき無事大学に着きましたが、到着後に大学のどこに行けば良いか分からず、いきなりキャンパス内の学生に聞いてまわることから始まりました。その後部屋には入れましたが、前日に届くように注文した寝具が全て届いていなかったため、いきなり風邪を引きました。次の日からは入学手続きで忙しかったのですが、大事なビザ関係の書類も届いていなかったので思うように手続きが進まず、あちこち電話したり直接聞きにいったりの連続でした。こういった手続きの問題は1週間ほどでようやく解決し、今では落ち着いた生活を送っています。

    IFPには世界中から学生が集まってきますが、日本の文化が好きな人が大変多く、日本の話で会話が弾むことがよくありました。こちらでは3つの経営のモジュールを選択しましたが、それぞれのモジュールはLecture、Tutorial、Practicalなどと、日によって授業のやり方が変わるので、授業が非常に面白く、1週間を通してしっかりと頭に定着させることができます。

    課外ではテニスクラブとバンドソサエティーに入り、現地の学生と共に趣味を楽しんでいます。バンドのジャムセッションイベントではみんなで自由に音楽を奏で、それをきっかけにモロッコ人とギリシャ人の友達と意気投合し、その後も音楽でよく遊んでいます。

    このような充実した環境で学べることへの感謝を忘れず、様々な出会いを大切にし、沢山学んでいきたいです。

    もう半ばです

    2017.12.21 報告

    留学生活も半分が終わりました

    9月のIFPから始まり、現在はすでに1ヶ月の冬休み期間に入り、留学生活の半分が終わろうとしています。自分は経営、経済、統計、情報システムという自分自身の専門に近く、興味のある分野をこの3ヶ月間学んできました。特に経済学の授業は他の授業よりも専門用語が多く、授業の中だけで吸収していくのは厳しいと感じました。こちらではどの授業も50分授業で、短い時間の中で集中、授業外の時間で沢山の課題という形であったので、自分で時間を見つけて勉強することがかなり多かったです。授業が短い分、自分で管理できる時間が日本より多いので、一日一日予習や復習に沢山時間を使うことができ、より学びを深めることできました。また、1科目が一週間に一度ではなく、LectureとTutorialの別々の形式が混ざり週2回以上あるというシステムが非常に自分に合っていると感じ、授業だけでもしっかりと頭に定着させることができました。テスト前に大きな課題が出された時やテスト期間中は、同じ授業をとっている仲間で集まって、学校の図書館で教えあって助け合うなどして一つ一つ課題をこなしていきました。

    タームの後半では、「IFP’s Got Talent」というタイトルで、IFPに所属する生徒が特技を披露するというIFP初のタレントショーのイベントが自分がきっかけとなり開催されました。自分が音楽をやっていることが次第に広まり、ぜひみんなの前で弾いて欲しいとの声が生徒や先生方の間であがったため、そういった場を設けようという話になったのですが、イベント当日には沢山の生徒が楽器や歌を披露していました。自分は友達と5曲練習し、アンコールとしてオリジナル曲が聞きたいなどの声もあり、非常に盛り上がった時間でした。

    留学期間の半分が過ぎて、やりきれていないことや納得のいっていないこともまだまだ沢山あります。残り3ヶ月は特にタイムマネジメントが自分にとって重要になってくると思うので、一日一日大切にしっかりと過ごしていきたいと思います。

    もうすぐ帰国

    2018.3.12 報告

    帰国まで残り2週間です

    9月から始まったイギリスでの留学生活も残りあと2週間となりました。今は最後のテストに向けた勉強をしているところで、あっという間に帰国するのだろうと感じています。秋季タームと比べて春季タームは非常に忙しく、時間の使い方や効率良く課題をこなすことにより気を付けなければいけませんでした。

    春季タームではグループワークの課題が一気に増え、しっかり連絡を取り合って空き時間で沢山ミーティングを行わなければいけませんでしたが、やる気のない人はとことん参加しないという姿勢の人が多かったため、メンバーの貢献度の問題で苦戦していました。そのような状況でグループをしっかりまとめることができなかったときは、自分の実力不足を実感しました。しかし、このような経験を何度も違う授業で積み重ねることによって、初対面の学生に対してもリーダーシップを発揮して、「リードする力」や「任せる力」などを伸ばすことができたように感じました。

    学習面はもちろんですが、個人的には、人間的・精神的に大きく成長できたと実感しています。自分が幼少期に過ごしたアメリカで感じた寛容な心を持った人々が作り出す環境、そして帰国後に感じた束縛されたような環境の差に戸惑い、日本では居心地が悪く感じていました。そのため、この重要な時期にイギリスで過ごすことで改めて自由で広い視野を獲得できるのではないかと期待していました。こうして半年過ごしてみると、やはりこの環境は自分にとって居心地の良いものであり、求めていた環境でした。自分の行動を振り返ってみると、日本にいるときにはやれなかったことなども多く、非常に充実した半年であったと感じています。

    総合的に見れば非常に良い留学生活でしたが、留学前に考えていたことが全て思っていた通りにいったわけではなく、反省点も沢山ありました。これらの反省点をしっかり頭に入れ、帰国後の生活で出来ることを早めの段階から少しずつ考え、充実した大学生活を送りたいと思います。