BSA Ⅳ ストラスブール大学フランス
国際経営学科 3回生
磯谷 和紀さん
2015年8月より、ストラスブール大学 EMストラスブールビジネススクールでのプログラムに参加
到着しました
2015.9.25 報告
1ヶ月の生活を終えて
フランスに渡航してから1ヶ月弱が経過し、少しずつこちらの生活にも慣れ始め、時間にも心にもゆとりのある生活を送り始めています。
思えばこの1ヶ月間は嵐のように過ぎ去り、多くのことを感じました。その中でも一番衝撃的だったことがあります。渡航以前たくさんの人から、フランス人はフランス語に対してプライドが高いから英語を話してくれないということを耳にしていました。ストラスブールに向かう際にパリを経由したのですが、英語で道を尋ねたり、飲食店でオーダーしたりしたときに英語で答えてくれる人は大変少なく、渡航以前言われていたことは本当であったと感じていました。しかし、1ヶ月の生活を通して気づいたことがあります。それは、フランス人は英語を話さないのではなく、単に話せない、または苦手なだけであるということです。これは寮のフランス人の友達と遊んだり、会話している中で気づいたことです。フランス語と英語は似ているようで文法も発音も異なるのでフランス人にとっても英語は簡単ではないのです。
自分が旅行でフランスに訪れていれば始めの固定概念になっていたと思います。しかし留学という形で多文化に触れ共に時間を過ごすことで、今までの自分の中の常識が大きく変わることや、正確な文化の違いを学ぶことができます。これからもたくさんのことを肌で感じ、実際に目で見て学んでいきたいと思います。
もう半ばです
2016.1.20 報告
留学も折り返しを過ぎました。
気づけば留学生活も折り返しを過ぎ残り3ヶ月程になりました。今回はBSAでの留学を考えている人に向けて、授業の話と、留学の一つの楽しみである旅行のことについて触れたいと思います。
まず、授業について。大学での授業は立命館大学のような大講義の授業は少なく、英語のクラスほどの人数で行われます。英語レベルについては、教授は英語のネイティブスピーカーでないことがほとんどで、比較的簡単な単語でゆっくり説明してもらえるため、授業についていけずに困ることはありません。授業内容についてさらに詳しく知りたければ気軽に聞いてください、分かる範囲でお答えします。
次に旅行についてです。私は長期休暇を利用して毎回ヨーロッパ圏を旅しています。スペイン、ポルトガル、ドイツ、イタリアなどの国を訪れました。リスボンの街並みやバルセロナのガウディの建築物、ヴェニスやローマでの旅はそれぞれの都市が、特有の街の雰囲気やフードカルチャーを持っていて、存分に楽しむことができました。イタリアでの旅行は友達の実家のクリスマスパーティーに参加したり、行く先々で友達ができたりと、一生の思い出になりました。費用もかなり抑えられるので、是非旅に出てみるといいかと思います。 最後に、ストラスブールはBKCのある草津ように学生の街なので、とても住み心地のいい街です。
もうすぐ帰国
2016.4.12 報告
留学も終盤です。
残りの滞在期間が1ヶ月を切りました。もう既に授業は終わり、テストに向けて少しずつ勉強をしたり、友達と飲んだりと、最後のストラスブールをのんびり過ごしています。 生活や授業への慣れからか、第二セメスターは第一セメスターに比べあっという間に終わり、時の流れの速さをとても感じています。
第二セメスターは比較的専門の授業に近いものを受講しました。 こちらの授業では、現在ホットなビジネスモデル(例えば……Google, Facebook, Netflix, EasyJet)を通して経営学の知識を学び、授業によって多角的な視点からビジネスを観察することができるのが魅力的です。
この留学生活で一番ストレスが溜まったのはCAF(フランス政府から学生は生活補助金がもらえます)の手続きでした。情報も少なく自分で必要書類を調べたり、慣れないフランス語のホームページで登録をしたり、手続きが終わったと思ったら、もらえるはずの金額が振り込まれていない為、またCAFの窓口に行ったら、フランス語の話せる人を連れてこいと門前払いを食らったりということもありました。 結局4月の初旬まで自分はCAFのトラブルを抱えて生活していました。 日本に比べフランスではとてもストレスが溜まるかと思います。気長に生活しましょう。