Vol.10 2017年度派遣の留学生活報告(2回生・松原弥恵さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ブレーメン州立経済工科大学ドイツ

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    国際経営学科 2回生

    松原 弥恵さん

    2017年9月より、ブレーメン州立経済工科大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2017.10.16 報告

    留学生活開始

    ブレーメンに到着してから早くも3週間が経ちました。オリエンテーションやウェルカムパーティが終わって授業が始まり、ようやく落ち着いた日々を過ごしています。学校やブレーメンでの生活にもようやく慣れてきたなぁと感じています。
    街中を歩けば、アコーディオンの音色が聞こえ、ゆったりとした時間が流れる素敵な街、ブレーメン。トラムやバスがいたるところに走っており交通の便が良い上、街の方たちは親切で温かく基本的には英語も通じるため、生活をしていて不便を感じることはほとんどありません。ただ、想像していた以上に気温が低く、10月ですがすでにダウンコートが手放せない寒さに驚いています。

    私の通う学校にはヨーロッパの国を中心に世界中から留学生が来ており、オリエンテーションやイベントで交流をする機会がたくさん設けられていたので、すぐに仲良くなることができました。気さくでノリの良い彼らと過ごす時間はとても楽しいですが、流暢に英語で会話をする彼らの英語力にもっとついていけるようになりたいと強く思い、到着後すぐに明確な目標ができました。

    授業は自分の興味に合わせて履修することができるため、時間割や学校での過ごし方は人によって大きく異なります。私は経営学と英語の授業を中心に履修しています。今は正直なところ、先生のおっしゃることを理解し授業についていくことに必死ですが、様々な国から来ている学生と学べることは楽しいです。また、日本語を勉強している現地学生とお互いの言語を教えあうタンデムというシステムを活用しており、授業のない時間にパートナーとドイツ語や英語、日本語で会話をする機会があり、これも嬉しい点です。これからもっと仲良くなれればなぁと、とても楽しみです。

    新しい環境での10ヶ月間の生活は、あっという間のものになると思います。だからこそ、自分の目標ややりたいことを意識しながら一日一日を大切にして、充実した楽しい留学生活を送りたいです。

    もう半ばです

    2018.3.28 報告

    冬セメスターを終えて

    留学生活が始まってから、半年が経とうとしています。想像していた以上に時が過ぎるのは早く、冬セメスターが終わるのもあっという間でした。

    ドイツの冬は非常に日が短く、太陽が昇ったかと思えばすぐに沈んでしまいます。また、日本と比べようもないくらいの厳しい寒さに驚きました。しかし、12月にはドイツの各都市でクリスマスマーケットが開催され、思い描いていた通りのヨーロッパでのクリスマスを体験することができました。ブレーメンでも大きなクリスマスマーケットが開かれており、開催期間中は授業終わりに訪れ、夢の世界にいるような気分に浸っていました。現在は、もうすぐ訪れる春を心待ちにしながら楽しく過ごしています。

    大学では冬セメスターが終わり、授業やプレゼンテーション、試験など一通りの流れを経験しました。私は空き時間があると怠けてしまうので、冬セメスターは授業とタンデムを詰めた時間割をつくり、毎日忙しくしていました。タンデムが基本的に生活の中心で、学校生活はもちろん、土日や長期休暇も多くの時間をタンデムパートナーと過ごしていました。そのおかげもあり、ドイツへ来た当初は他国から来た留学生の語学力の高さに圧倒されていましたが、今ではためらいなく自信をもって、英語で自分の意見を主張できるようになったと思います。また、タンデムパートナーとの交流を通して、ドイツ人同士で会話している内容もきちんと分かるようになりたいと考えるようになり、英語だけではなく、ドイツ語をもっと話せるようになりたいと思いました。あまり器用なタイプではありませんが、夏セメスターではこの恵まれた環境のもとで、英語とドイツ語の習得を目指して語学習得に励むつもりです。

    ドイツでの生活も終わりが近づいていることを実感するようになってきましたが、まだ達成できていない目標や、やりたいことがたくさん残っています。留学を終えたときに後悔することのないよう、残された時間を大切に楽しみながら突っ走ろうと思います。

    もうすぐ帰国

    2018.12.25 報告

    留学生活を終えて

    夏セメスターを終え、約10ヶ月間の留学生活が終わりました。思い返してみると、様々な思い出やそのときの感情が走馬灯のように蘇ってきます。

    過ごし方や考え方によって人それぞれ異なる留学生活。期間が長かろうが短ろうが、自分次第で良いようにも悪いようにもなり得ます。せっかく掴んだブレーメンで留学できるチャンスの中で、「やりたいことや出来ることは全て挑み、成長して帰国する」、そして「楽しく充実した10ヶ月間を送る」。渡航前に、この2つの目標を果たして帰ってくることだけは決め、ブレーメンに旅立ちました。

    帰国した今、留学生活を振り返ってみて思うことはたくさんあります。楽しかった思い出も、成長できたという達成感も、もっと頑張れたな、と後悔していることもたくさんあります。しかし、渡航前に掲げていた目標は思っていた以上に達成できたように感じています。留学中は、外国語学習においても、友達との日々の生活においても、旅行中でさえ挑戦の連続でした。全てにおいて、基本的に自分から動かなければ何も起こらないため、怯まずに行動し続け、新しいことに挑戦することで、良くも悪くも図太く、精神的に強くなれました。また、周りの友達や先生方、大学の職員の方々に支えられ、自分のやりたいことができる環境があったことに関しても恵まれていたと感じます。

    ブレーメンでの留学生活を通して得られたことや思い出は、ここには全てを書き記すことはできませんが、今回の留学は間違いなく自分の描く将来に近づくための大きな成長に繋がりました。この経験を踏まえて、今後さらにやりたいことに挑戦し、なりたい自分に近づけるよう、日々の生活を送りたいです。