Vol.5 2015年度派遣の留学生活報告(2回生・宇佐美舜さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ブレーメン州立経済工科大学ドイツ

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    国際経営学科 2回生

    宇佐美 舜さん

    2015年9月より、ブレーメン州立経済工科大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2015.11.6 報告

    留学生活始まりました。

    留学生活が始まって1ヶ月が経ちました。私は、中学・高校の時に両親の仕事の都合でイギリスに住んでいた事もあり、海外で生活することは初めてではなかったので、正直そんなに大変な事はないと思っていました。しかし、留学生活が始まり、親の転勤で海外に来て生活をするのと、自分の意思で海外に住み生活をするのでは、全然違うという事を実感しました。ここでは、自分のことは全て自分でやらないといけません。また、自分の留学先はドイツである為、今まで勉強してきた英語とは違う言語の国での生活であり、よりいっそう大変に感じています。

    また、ドイツは自主主義の国です。これは、自分にとって大きな負担でした。丁寧に教えてくれる人がおらず、自分で行動しなければ何も知る事が出来ません。その為に、今までの自分のままではいけないという事を痛感しました。1ヶ月経った今でも問題は山積みであり、1つずつ解決していかなければいけません。

    これらに対応出来る力を付ける事も、留学でしか味わえない1つの経験なので、頑張りたいと思います。

    もう半ばです

    2016.3.3 報告

    留学生活も半分を過ぎて。

    ブレーメンでの生活もはや5ヶ月が過ぎて、残り約4ヶ月になりました。今思い返してみると、ブレーメンでは、日々の生活と、自分の目標に向かって勉強することに精一杯だったと思います。前のセメスターで私が重点的に行った事は、ドイツ語の修得です。立命館にいた時、大学でドイツ語の授業は履修しておらず、自主的な勉強もしていなかったため、本当のところブレーメンに来た時には全くドイツ語を話す事が出来ませんでした。そんな自分でも、ドイツ語の学習に重点を置く事を決められたのは、ブレーメンでのドイツ語の学習環境が整っていたからだと考えます。

    その一つが、タンデムです。タンデムとは、日本語を学んでいる学生とパートナーを組んでこちらは日本語を教え、逆にパートナーにはドイツ語を教えてもらうシステムです。私は週に6回タンデムを行い日々のドイツ語学習を行っていました。そして、私は学校での授業に加えて、ブレーメンにある語学学校に通いました。このような環境に自分を置く事により、今ではドイツ語で生活することも出来るようになりました。

    ブレーメンでの生活は残り4ヶ月になり、やらなければいけない事は日に日に増している様に感じます。1年間の留学生活では足りないくらいです。それでも、残りの留学生活を悔いの残らないように頑張っていきたいと思います。

    もうすぐ帰国

    2016.7.4 報告

    留学生活終盤

    私がこの2・3ヶ月で行った事は、今まで学んできたドイツ語を通してより多くの人とコミュニケーションを取る事です。ドイツの人々は基本的に英語を話す事が出来るので、ドイツ語が話せなくても個人ではコミュニケーションを取る事が可能です。しかし、ドイツ語を学んだ事により、ドイツ人はドイツ人同士で何を話しているのかが分かり、その会話に少しずつ入ることが出来ました。この事により私はドイツ人の考え方などをより知る事が出来たと思います。現在では、タンデムパートナーとして一緒に勉強してきた人が、タンデムパートナーではなく友達に変わりました。

    留学生活も残り1週間程になりました。現在私の大学、ブレーメン州立経済工科大学はテスト週間に入り忙しい日々を送っています。そして、私は学校での通常の試験の他に、ドイツ語学習の一区切りとしてGoethe- Instituteというドイツ語の試験を受けました。

    最後に、ドイツでの生活は自分にとって挑戦でした。ドイツ語がただの騒音にしか聞こえなかった留学当初。しかし、学習とともに少しずつ理解出来るようになっていきました。約10ヶ月という短い時間でしたが、自分のやれる事を考え実行出来たと思います。ドイツでの生活は残り少ないですが、日本に帰ってからも、継続して学習していきたいです。