Vol.1 2013年度派遣の留学生活報告(2回生・中村春斗さん) | BSA Business Studies Abroad 立命館大学経営学部 海外派遣・留学プログラム

ブレーメン州立経済工科大学ドイツ

  •                    

    国際経営学科 2回生

    中村 春斗さん

    2013年9月より、ブレーメン州立経済工科大学でのプログラムに参加

    到着しました

    2013.10.11 報告

    ブレーメンは静かです

    ついにブレーメンにきました。雨が多くて気分がズーンとなると聞いていたわけですが、最初の1週間は留学生を迎えるように快晴が続き、気持ちよく新たな生活の始まりを迎えることが出来ました。ブレーメンには高校のときに3週間ほど滞在していたので、新鮮さよりも懐かしさの方が大きかったですが、それでもなお前回は気付かなかったものを見つけ、たくさんの感動を得ました。ビザの申請などは無事終えることができましたが、登録関連で1つとてもショッキングなことがありました。それは授業登録です。主に英語開講の講義と語学の授業に登録したわけですが、その授業の登録は早い者勝ちでした。そのことはなんとなく知っていましたが、登録開始日のうちに登録すれば間に合うだろうとお昼にPCを開いてみた時にはほとんどの授業がうまっていて登録できませんでした。現地の生徒は登録開始と同時にとりあえず目星をつけている授業に登録し、気に入らなかったら登録を取り消すというスタンスのようで、軽いカルチャーショックでした。登録に間に合わなかった生徒はウェイティングリストにいれてもらうのですが、これが8割方通るということでおもしろいなと思いました。それでは留学生活がんばっていきます。

    もう半ばです

    2014.2.1 報告

    ドイツ語の伸び、英語の伸び悩み

    ドイツに来て、早くも1セメスターが過ぎてしまいました。
    ルームメイトが11月位からずっと"Time flies"と言っていて、その時は「気が早いだろう」と思いながら聞いていましたが、気づけばもう1月です。こんなに早く過ぎると怖くなります。ちょうど折り返し地点ということで留学を通して自分は成長できているだろうかといったことを考えた結果、当然といえば当然ですが、ドイツ語に関しては伸びてきているなと思えました。

    ドイツ人の友達に「最初来た時はドイツ語ひどかったけど、よくなったね」と言われたときはうれしかったです。逆にどこが成長してないかなと考えたところ、真っ先に浮かんだのは英語でした。私は昔から英語のテストが得意でした。テストは、ですが。しかし実際は英語を使ってコミュニケーションをとるのがすごく苦手で、さらに圧倒的に語彙力がたりないということを日々思い知らされます。初対面の人だと恥ずかしく、わからない単語の意味を聞くのをためらってしまい、もう辛いことのオンパレードです。しかし、「芯のある人間になる」という留学を通しての目標は順調にいっているので、新たな目標「語彙力を増やしてコミュニケーションもうまくなる」も加えて最後までこのままがんばります。

    もうすぐ帰国

    2014.7.4 報告

    やっぱりブレーメンは静かです。

    気が付けば、ランドレディへの最後の家賃の支払い、メンザ(食堂)で食べる最後のお昼ご飯と最後の〇〇が増えてくる時期になり寂しくて仕方ない今日この頃、ブレーメンはやはり静かです。

    長かった留学生活も終盤に差し掛かり、この10ヶ月で何を得ることが出来ただろうかと考えるようになりましたが、考えるたびにまず初めに浮かぶのは「忍耐力」と「意見を伝えること」です。

    ランドレディや同居人からの理不尽な押し付けなどを始め、とにかく理不尽なことを受け入れなければならないことが多く、少々の理不尽なことには動じなくなりました。動じなくなったとはいっても、黙って受け入れるわけではなく、おかしいことはおかしいと自分の意見は伝えます。ドイツのような国ではそういった姿勢が気持ちよく生きていく上で一番大事だなと感じます。これはなにも自分が気に入らないからそうするわけではなく、相手側からしても何も言わない人に対して不快感を抱く方が多いため、自分の意見は多少言いづらくても伝えた方が良いということです。

    留学を通しての目標である「芯のある人間」にはこれらの要素をもって少しは近づけているのではないかと思っています。さらに少しでも近づけるよう、ラストスパートがんばっていきます!