2013.9.26 報告
自分と向き合った5週間
私は今年の夏休みを利用してアメリカの会計事務所で5週間のインターンシップを行った。もともとUSCPAの資格取得のために勉強を続けていたが、その勉強のアウトプットの場として良い機会になるのではないかと考えこのプログラムに参加した。ここでの仕事は、今まで経験したことのない大変貴重なものであった。普段、外国の人々と英語を使って真剣に仕事の話をする機会は日本であまりないし、アメリカ人の仕事のやり方も日本でのものとはたいへん異なり、非常に興味深い体験ができた。ただ、会計事務所での仕事は、比較的単純な作業が多く、早さと正確性が求められる仕事内容が多いように感じた。私は現在アメリカの会計士の勉強を行っているのだが、その知識を使わずともできる仕事も多いように感じた。実際、Hosaka会計事務所の人々と話をしていて、個人でCPAの資格を持っていなくても、監査や個人の税の計算は行うことができるという話をしてもらった。このような話を聞き、普段の仕事を行いながら自分の進路について考えていると、本当に自分のしたいこと何なのかということを真剣に考えるようになった。そして、自分のしたいことは会計の知識を使ってそれを仕事とするよりも、会計を考え方の一つとして活用してもっとほかのことがしてみたいと考えるようになった。海外の人々と仕事を行うことは大変楽しく興味深いものであったので、将来は外国の人々と仕事をしてみたいという気持ちはますます強くなった。自分の将来について考えたことが今まであまりなかったので、この研修は自分が本当にしたいことを振りかえり、発見する大変良い機会になった。
【派遣期間：2013年8月12日～9月13日】
